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タイトル | スムーズビズ(時差Biz) |
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施策・事業名称 | スムーズビズ(時差Biz) |
都道府県名 | 東京都 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成29年4月1日~ |
施策のポイント |
鉄道の混雑緩和は、社会の生産性向上のための重要な課題であるという認識のもと、働き方改革とも連携し、企業には時差出勤やテレワークなどの利用により働き方を見直しオフピーク通勤を、鉄道事業者には混雑の見える化などを実施するよう呼び掛け、鉄道の混雑緩和に向けて取り組んでいる。 なお、平成31年からは、「スムーズビズ」として、時差Bizとテレワーク、東京2020大会開催期間中の交通混雑緩和に向けた交通需要マネジメント(TDM)などの取組を一体的に推進し、大会期間中の交通混雑の緩和と、新しいワークスタイルや企業活動の東京モデルの確立を目指して取組を進めてきた。 大会終了後は、スムーズビズの実施が日常的な取組として定着するよう広報を継続して実施している。 |
内容 |
≪時差Bizの背景≫ 東京圏の都市鉄道においては、通勤時間帯などに混雑率が180%を超える区間があるなど、混雑が発生している。鉄道の混雑緩和は、社会の生産性向上にもつながる課題であるため、快適に通勤できる環境づくりを進めていくことが重要である。 ≪官民を挙げた取組≫ ▼民間企業など 時差出勤やテレワークなどの利用によるオフピーク通勤を実施 ▼鉄道事業者など 混雑している時間帯や列車を知らせる「混雑の見える化」を進めるとともに、集中的な取組期間等にあわせて、オフピーク通勤者に対する特典の付与や早朝時間帯の臨時列車の運行などを実施 ≪東京都の具体的な取組≫ ▼集中的な取組期間の設定 ・平成29年度より、国による「テレワーク・デイ」「テレワーク・デイズ」とも連携しながら、夏あるいは冬(春)に、集中的に取り組む期間を設定し、企業、従業員が参加しやすい環境を整備 ・大会時の交通混雑緩和の試行や災害時の事業継続に加えて感染症の拡大防止の観点から、スムーズビズ推進期間など、集中的に取組を進める期間を設定し、今後のテレワークや時差出勤等の取組継続や拡大のきっかけにしていただくよう企業に取組の実施を呼びかけ ▼広報展開 ・スムーズビズの周知と機運醸成のため、ポスターや動画等のコンテンツを作成し、駅や電車内の広告スペース、ホームページ、Youtubeなどを活用した広報を展開 ▼イベント開催による機運醸成 ・時差Bizを広く周知し、機運を醸成するため、企業、鉄道事業者、国などが参加する「快適通勤プロモーション協議会」を開催し、先行事例の紹介や時差Bizに積極的に活動した企業・団体を「時差Biz推進賞」として表彰を実施 ・スムーズビズにおいても、企業の先行事例等を紹介するイベントを開催するとともに、スムーズビズ推進期間に行われた優れた取組について「スムーズビズ推進大賞」として表彰を実施 ▼賛同企業の募集 ・時差Biz公式ホームページ等を活用し募集を実施 ▼今後の展開 ・スムーズビズの実施が日常的な取組として定着するよう広報を継続して実施していく |
関連 ホームページ |
https://smooth-biz.metro.tokyo.lg.jp/ |
https://jisa-biz.metro.tokyo.lg.jp/ | |
本件問合先 | 都市整備局都市基盤部交通企画課交通施設調整担当 |
03-5388-3368 | |
S0000178@section.metro.tokyo.jp |