政策個表

タイトル クリエイティブプラットフォーム形成事業
施策・事業名称 海外のクリエイター(デザイナー・アーティスト)の滞在型創作活動のための受入れを通じて、クリエイティブな人材が集積するプラットフォームの形成を推進する。そのことにより、世界に発信できる魅力的な地域作りを行う。
都道府県名 佐賀県 本件問合先 佐賀県地域交流部国際課
分野 商工・労働
地域振興・まちづくり
0952-25-7328
事業実施期間 平成29年4月1日 ~ kokusai@pref.saga.lg.jp
施策の
ポイント
世界でも有数のデザイン大国であり、モノづくりの現場を求めるオランダと、有田焼の伝統に裏打ちされた高いモノづくりの技術を持ち、世界的なデザインを求める佐賀県が、互いの長所を提供し合うことで付加価値の高い作品を生み出し、Win-Winの関係を構築することを基本的な考えとし、有田焼創業400年となる2016年にオランダ大使館と佐賀県の間で「クリエイティブ連携・交流協定」を締結し、この施策に取り組んでいます。
海外からクリエイターを受け入れることで、有田焼産地の事業者が新たな創作の発想を得る機会を作り、また、クリエイターが絶えず訪れることで、そのクリエイターや関係者によって、「ARITA」という場所やその技術力の高さが世界に発信され、魅力的な地域作りと併せ、有田焼産地のブランディングなど、長期的な効果を目指すものです。令和3年度からは地元である有田町を事業の主体として佐賀県と連携し、「地域の産業」とともに推進する「地域振興・新たなまちづくり」として進めるものです。
内容 【契機となったオランダとの交流】
平成25年(2013年)、佐賀県とオランダ王国大使館が締結した「クリエイティブ連携・交流協定」をきっかけとして、デザイナー柳原照弘氏(日本)とショルテン&バーイングス(オランダ)のディレクションにより、世界中から16組のデザイナーを有田に招聘し、新しい現代の有田焼の商品開発を行う2016projectが始動し、ブランド2016/ を立ち上げるまでに至りました。

【強力なバックアップによる事業のスタート】
これをきっかけに、有田ではモンドリアン財団(オランダ)、クリエイティブ産業財団(オランダ)の助成を受けたビジュアルアーティスト、デザイナーの滞在型創作活動事業を平成28年度(2016年度)から開始し、現在までに25組のクリエイターを受け入れています。
*当時の事業名は「オランダとの連携等による『プラットフォーム形成』プロジェクト

【レジデンスの成果】
この活動の中で、アーティストのアートピースやデザイナーと窯元のプロダクト開発など、職人の高い技術とクリエイター達の創造的なアプローチが科学反応を起こし、質の高い作品が生まれています。

【クリエイターにとっての事業の意義】
クリエイターは有田に滞在し、高度な技術を持った職人や陶磁器に関する様々な分野の知識を持った研究員の支援を受け、3ヶ月間に渡って試行錯誤を繰り返しながら制作活動を行います。
日々の生活の中で地元住民と交流を深め、有田の風土の中で培われたものづくりに対する職人の姿勢や精神性に触れることは、人間的にも、また作品にも大きな影響を与えます。
これはクリエイターにとって貴重な経験であり、国や文化を超えた非日常な環境での創作活動によって得られる刺激やアイデアが新たな創作の源となります。

【地域にとっての事業の意義】
一方で、有田の人々にとっては、世界で活動するクリエイターの制作活動を支援し一緒にものづくりを行うことによって、既成概念にとらわれない革新的な試みと交流が生まれ、地域や人に創造的な循環をもたらします。
地場産業が低迷し、作り手、売り手は自らが持つさまざまな潜在能力や判断力、個性の可能性を発見すること、高めることが求められている状況で、本プログラムは受け入れる側にとっても貴重な機会となるでしょう。

【事業に描く未来】
佐賀県は、有田が産業の町であるだけでなく、伝統的かつ最先端の技術やノウハウでクリエイターを支援し、ここでしかできないモノづくりを提供することで、先鋭的なアート作品や革新的な製品が生まれる場所となること、そして、そのようなモノづくりを求めてクリエイティブな人材が集積するプラットフォームが形成されることを目指しています。
関連
ホームページ
https://cri-arita.com/