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タイトル | 「読み聞かせノート」で親と子の絆づくり・本に親しむ環境づくりを推進! |
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施策・事業名称 | 「読み聞かせノート」の配布 |
都道府県名 | 佐賀県 |
分野 | 教育・文化 |
事業実施期間 | 平成29年4月1日~ |
施策のポイント |
・読み聞かせは、子どもたちがおはなしの楽しさを感じ、ことばを覚えたりするとともに、読書に興味を持つきっかけにもなる。 ・特に乳幼児への読み聞かせにおいては、保護者等の役割が重要であることから、この時期ならではの取組を考案した。 ・保護者等が乳幼児に読み聞かせた記録をつける「読み聞かせノート」を、親しみやすく可愛らしいデザインで作成した。 |
内容 |
(背景・取り組んだ経緯等) ・これまで、小学生を対象に、読書の記録ができる「読書ノート」を作成し、県内全ての小学生に配布することに取り組んできたが、読書習慣づくりを更に進めるため、乳幼児期から本に親しむ環境づくりに取り組むこととした。 ・読み聞かせは、子どもたちが多くのことばやお話と出会い、読書習慣を身に着けるきっかけになると同時に、暖かなコミュニケーションを通じて親と子の絆を深めることができる等、子育てにも効果的であることから、「読み聞かせノート」を活用することにより、家庭での読み聞かせのきっかけづくり、定着を図ることとした。 (内容) ・読んだ本のタイトルや作者、子どもの反応などを記載でき、50冊(回)分の読み聞かせの記録をつけることができる。 ・記録のページのほか、読み聞かせの方法や選書のポイント、県立図書館司書おすすめの本を紹介するページがある。 ・県内の公共図書館、幼稚園、こども園や児童館等の子どもの居場所に広く配布。 <読み聞かせノートの構成> (1)乳幼児向けのおすすめ絵本の紹介 (2)読み聞かせの方法や選書のポイント (3)県立図書館おける子育てに便利な情報(新刊児童書全点購入、相互貸借、おはなし会等) (4)読み聞かせの記録ページ50冊(回)分 (5)50冊(回)の記録達成後に書くお子さんへのメッセージ欄 (効果) ・当初、12千冊作成したが、好評により増刷し、24千冊を配布した。本県の乳幼児の人口が約5万人であることから、約半数の乳幼児のもとに届いていることになり、取組に広がりがみられた。 ・家庭内での読み聞かせの習慣づけや、親と子どもの絆づくりにもつながっている。 <利用者からの声(保護者へのアンケート)> ・父親に絵本を読んでもらい、子どもと触れ合いの時間を持つことができてよかった。 ・楽しく記録をつけることができ、読み聞かせの習慣ができた。 ・良い思い出の記録帳にもなり、子どもが大きくなったらプレゼントしたい。 <配布実績> ・平成29年度:24,000冊 ・平成30年度:30,000冊 ・令和 1年度:31,500冊 ・令和 2年度:33,000冊 ・令和 3年度:34,500冊 ・令和 4年度:36,000冊 |
本件問合先 | 佐賀県 県民環境部 まなび課 |
0952-25-7313 | |
manabi@pref.saga.lg.jp |