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タイトル 子どもの居場所に図書コーナー(こころざしスポット)を整備することで、子どもたちがいつでもどこでも本に親しむ環境づくりを推進!
施策・事業名称 子どもの居場所の図書コーナー充実支援事業
都道府県名 佐賀県
分野 教育・文化
事業実施期間 平成28年4月1日~平成31年3月31日
施策のポイント ・子どもが集まる身近な施設を対象に児童書を助成。
・助成が決定した施設は、県立図書館司書が選ぶリスト(約400冊)の中から、最大50冊が選べる。
内容 (背景・取り組んだ経緯等)
・立地的な要因によって市町や県立の図書館を利用できない子どももいるため、図書館以外の地域コミュニティにおいても読書環境の整備が必要である。
・そこで、子どもが集まる身近な施設に、図書コーナーの整備・充実を支援することにより、子どもたちがいつでもどこでも本に親しむ環境づくりを推進することとした。

(内容)
・各地域コミュニティにおける子どもが集まる身近な施設において、図書コーナーを新設又は充実する場合に、県から居場所の施設へ児童書最大50冊を助成する。
・50冊の児童書は、佐賀県立図書館司書が選書した約400冊の児童書の中から選ぶ。

※50冊には専用のラベルを貼り、この事業の本であることを明確化。(この事業により図書コーナーを整備した施設を“こころざしスポット”と称している。)
※事業の対象施設(子どもが集まる身近な施設)幼稚園、保育所、認可外保育施設、放課後児童クラブ、児童館、児童センター、子育て応援の店、小児医療機関、産婦人科、児童養護施設 等

(効果)
・平成28年度から30年度の3か年度で、県内440箇所の子どもの居場所の図書コーナーの新設・充実を図り、“こころざしスポット”として県内各地に広がっている。
・子どもたちが自由に本を手に取って読んだり、少しの時間でも親が子どもに本を読んで聞かせるなど、子どもと親が本に親しむ居場所づくりの充実を図ることができた。


<本を助成した施設からの声>
・幼児から中学生までの本が届き、絵本が充実し、読書用の机とイスを増設した(小児医療機関)
・子どもたちが新しい絵本を嬉しそうに手に取り、診察の待合時間に親子で読み聞かせをする様子が増えた(小児医療機関)
・働いている親と子のコミュニケーション不足が課題だったが、年齢にあった本が充実し、本の貸し出しを行えるようになり、読み聞かせの習慣化で親子の触れ合いの時間が増えた。また、利用している子の兄弟姉妹も本を借りに来るようになり、交流の場になっている(保育所)
助成図書シール(貼り付けイメージ)
助成図書シール(貼り付けイメージ)
関連
ホームページ
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00354147/index.html
本件問合先 佐賀県 県民環境部 まなび課
0952-25-7313
manabi@pref.saga.lg.jp