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タイトル | 確保してます食糧・三角巾 農芸におまかせください!避難所運営 |
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施策・事業名称 | 確保してます食糧・三角巾 農芸におまかせください!避難所運営 |
都道府県名 | 三重県 |
分野 |
防災・危機管理 教育・文化 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成23年4月1日~ |
内容 |
<現状や課題、設定した目標> 【現状や課題】本校の防災訓練は、炊き出し訓練、三角巾包帯法訓練を含めて実施してきた。学校が地域の指定避難施設であることから、地域住民とともに実施し、地域貢献の在り方を検証することが課題である。 【設定した目標】 1.備蓄米で炊き出し訓練し、生徒や教職員が災害時に積極的に地域貢献しようとする姿勢を育む。 2.包帯法は、全校生徒にとどまらず住民への活用方法を広める。 3.生徒には、三角巾を常時携行させ、緊急時に活用できるよう指導する。 4.学校として避難所運営に対する地域貢献のあり方を検証する。 <取組の検討プロセス、改善点等> 平成23年度に河原田地域において大規模な防災訓練が実施され、学校として災害時の地域貢献のあり方を考える契機となった。平成24年度から、全校生徒に加えて地域住民への三角巾包帯法講習を実施した。また、学校で収穫された米を災害時に活用するために備蓄し、平成26年度から備蓄米による炊き出し訓練を開始した。炊き出しは、過去3回経験して職員にも浸透したため、今回初めて地域住民に参加を呼びかけた。連合自治会長を始め27名の参加者があり、生徒や職員と協力して体験してもらった。マコモカレーを非常食として活用した。 <効果、成果> 1.全校生徒並びに全教職員が、積極的に地域貢献する姿勢を醸成できた。 2.生徒が取得した救急法救急員資格という「技術」を地域住民にも指導することで、専門性への自信に繋げられた。 3.米の生産を通じて生徒たち自らの学びに誇りを持たせることができた。 4.様々な地域連携活動を通して地域との絆がより強くなり、「地域に愛される学校」だけでなく、「地域に頼りにされる学校」に発展させる可能性が膨らんだ。 5.一般の参加者にアンケートを実施したところ、訓練に関する評価の声、並びに今後に向けて参考意見をいただくことができた。 <工夫した点や苦労した点> 1.生徒・教職員の専門性や組織の強みを発揮 2.生産物の米と独自のレトルト商品「マコモカレー」を非常食として活用 3.生徒と地域住民を同時に掌握することの難しさ |
本件問合先 | 四日市農芸高等学校 |
059-345-5021 | |
ayokkaad@mxs.mie-c.ed.jp |