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タイトル 地域住民が土木工事に興味・関心を持つような回覧文の作成
施策・事業名称 地域住民が土木工事に興味・関心を持つような回覧文の作成
都道府県名 三重県
分野 地域振興・まちづくり
事業実施期間 平成26年4月1日~
内容 <現状や課題、設定した目標>
一般国道477号四日市湯の山道路改築事業は四日市市街と菰野町を結ぶ大規模なバイパス整備事業であり、菰野町大字大強原工区~潤田工区間は平成26年度から平成30年度まで長期に渡り工事が継続されている。当工事を滞りなく安全に進めていくために、工事説明会や現場見学会等を実施し地域住民と密に関わり理解を深めていただいている。しかし、これらは特定の住民に対してのみであり、工事に対しあまり理解いただけない住民から苦情をいただくことも多々あった。老若男女問わず、より多くの地域住民に土木工事を理解していただき、できる限り苦情が無くなることを目的とする。

<取組の検討プロセス、改善点等>
より多くの地域住民に土木工事を理解いただくことを考え、老若男女問わず多くの住民が目にする回覧を用いることとした。
土木工事を行う際、施工前や交通規制が生じる際は回覧により住民に周知することは、他の工事現場においても実施されていることだが、今回は長期的に地域住民の理解をいただく必要があるため、月に一度の地域の回覧に合わせ、毎月、工事の進捗や状況を掲載した回覧を回させていただくこととした。

<効果、成果>
毎月、進捗状況や工事の情報を周知することにより、地域住民の工事の理解、協力に繋がり、回覧文を使用したことにより特定の住民のみならず、多くの住民に工事に興味・関心を持っていただくことができ、苦情の電話の件数も減った。

<工夫した点や苦労した点>
回覧の内容について、ただ工事の内容を伝えるだけの普通の回覧文にならないよう、施工状況の写真をドローンを用い撮影し、広範囲にわたり工事の状況がわかるようにしたり、工事現場で働く車や人の紹介や土木の豆知識コーナーを作ったりした。
本件問合先 四日市建設事務所 プロジェクト推進課
059-352-0681
hkenset@pref.mie.jp