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タイトル クラウド活用してますか?スマートフォンによる情報共有効率化
施策・事業名称 クラウド活用してますか?スマートフォンによる情報共有効率化
都道府県名 三重県
分野 行財政改革
事業実施期間 平成29年4月3日~
施策のポイント 水道施設の維持管理を行う中で、スマートフォンとクラウドサービスを活用することにより、写真やデータの情報共有の効率化に取り組みました。
内容 <現状や課題、設定した目標>
1.水道施設における漏水事故等の緊急対応時や現場作業時、現場で撮ったデジカメのデータを事務所へ車で運んで情報共有している。
→写真がなかなか届かない。現場の状況をすぐに確認できない。
2.現場で過去の作業状況を確認するため、紙の作業実績ファイルを持っていっている。
→重い。邪魔。破損や紛失のおそれあり。
3.現場での作業記録を手書きで紙へ記入し、作業後、事務所のパソコンで数値を入力している。
→二度手間。入力ミスのおそれあり。複数箇所での作業時は、無線や電話で情報共有する必要あり。
4.台風後の巡視結果を早く報告するには人手(応援)がいる。
→施設の位置を把握していないと応援要員失格?!

<取組の検討プロセス、改善点等>
スマホを最大限活用し、金と手間をかけずに、迅速かつ確実に情報共有が行えるツール(クラウドサービス)を選定した。

<効果、成果>
1.スマホで撮った写真は即座にクラウドへ保存され、職場のPCで閲覧可能。本庁や他の現場とも簡単に情報共有。GPSで撮影位置も一目瞭然。
2.過去の作業実績や施設概要等の資料をクラウドで管理することにより、現場のスマホで閲覧可能。現場が欲しがっている資料も事務所から簡単に追加可能。
3.現場での作業記録等をクラウド上の表計算で管理。現場のスマホで入力したデータを即座に職場のPCで閲覧可能。複数箇所での作業時も即座に情報共有が可能。
4.施設の位置情報及び巡視ルートをクラウド上の地図で管理することにより、誰でも施設巡視が可能に。

<工夫した点や苦労した点>
少しの利用でも便利さが実感できることにより、継続的にスマホ+クラウドが活用されるよう、操作が簡単なクラウドサービスの選定に努めた。
本件問合先 北勢水道事務所 配水運営部 水道保全課
059-351-1564
suidoh@pref.mie.jp