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タイトル 全国初 医療と介護の橋渡し役トータル・サポート・マネジャー活躍中!
施策・事業名称 訪問看護師を活用した医療介護連携体制の構築(やまなしモデル)
都道府県名 山梨県
分野 健康福祉
事業実施期間 平成29年4月1日~
施策のポイント ・2025年に向けて増加が見込まれる在宅療養者に、限られた人材で対応するため、医療分野と介護分野の橋渡し役を担い、介護支援専門員を医療面で補完するトータルサポート・マネージャーを養成し、地域において活動していただくことで、チーム医療の力を最大限に活用した新たな医療介護連携の形を構築する。

施策の主な特長
◎訪問看護師を活用した多職種連携による在宅医療の推進という本県独自の取り組みであること
◎増加が見込まれる在宅療養者に対して限られた人材で対応する新たな医療介護連携は他地域のモデルにもなること
◎医療と介護の間の連絡調整役として位置づけることによりケアプランの作成や変更が適切に行われること
内容 ◆目的
2025年に向けて増加が見込まれる在宅療養者に限られた人材で対応するために、医療分野と介護分野の橋渡し役を担い、介護支援専門員を医療面で補完するトータル・サポート・マネジャーを養成し、地域において活動していただくことで、チーム医療の力を最大限に活用した新たな医療介護連携の形を構築する。

◆事業概要
平成29年度から、5年間で、計53人のトータル・サポート・マネジャーを養成し、県内各地の訪問看護ステーションに配置する。
【トータル・サポート・マネジャーに期待される主な役割】
1.退院支援: 医療機関と在宅医療に関わる医療関係者の在宅療養に関する認識のギャップを埋めるこ とで、入院患者が円滑に在宅移行できるよう支援する。
2.在宅療養者への支援:在宅療養における医療面での多職種連携の核となり、療養者の病状や症状の変 化に合わせて、介護分野の関係者との有機的な連携を行う。
3.看取り:在宅における看取りについて、患者家族の意向を尊重しながら、当該患者に関する医療・介 護に関わる関係者との連絡調整を行う。
コロナ禍において、看取りや在宅医療のニーズは増加、より質の高い医療介護の提供が求められる中、引き続きトータル・サポート・マネージャーを養成していくこととする。

◆効果
・トータル・サポート・マネジャーが医師と介護支援専門員や介護分野の関係者の間で連絡調整を図ることで、在宅で医療が必要な療養者の入院中から在宅への移行がよりスムーズになる。
・在宅療養中、病状の変化に応じて、トータル・サポート・マネジャーが介護支援員と連絡をとることで、ケアプランの変更が適切に行われ、在宅療養生活の継続につながる。

◆今後の展開
・トータル・サポート・マネジャーの活動を積み上げることで、効果・課題の検証を行う。
本件問合先 山梨県福祉保健部 医務課 看護担当
055-223-1484
imuka@pref.yamanashi.lg.jp