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タイトル | 新たなまちづくりへの取組み(集落の再編成も視野に) |
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施策・事業名称 | がけ崩れ危険住宅移転促進事業 |
都道府県名 | 岩手県 |
分野 | 防災・危機管理 |
内容 |
人口減少社会では、進む高齢化・過疎化の中、集落の力をいかに維持していくかが課題です。また、過疎化の激しい山間地域では、下水道や道路などの必要なインフラを維持管理していくことが難しくなってきています。 岩手県では、独自の取り組みとして、「がけ崩れ危険住宅移転促進事業」という単独事業を平成18年度に立ち上げました。がけ崩れ危険箇所(土砂災害特別警戒区域内)の住宅をこれまでのコンクリート壁で崖を覆う工事の代わりに、安全な地区に移転してもらえるよう、移転の費用に補助をする仕組みです。これは、今までのハードだけの事業よりも費用的には安く済み、危険の解消が早く進むとともに、将来は、中心市街地での空き住宅や、高齢者住宅などでの受け入れにもつなげるなど、集落の再編成にも活用していきたいと考えています。(令和5年3月末時点で、岩手県釜石市の10世帯、大船渡市の8世帯、奥州市の1世帯、二戸市の2世帯、宮古市の1世帯、計22世帯が移転に合意し、そのうち13世帯が移転済みです。) |
関連 ホームページ |
https://www.pref.iwate.jp/kendozukuri/kasensabou/doshasaigai/1009977/1009982.html |
本件問合先 | 県土整備部砂防災害課 |
019-629-5922 | |
AG0006@pref.iwate.jp |