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タイトル | 野球をテーマにした地域活性化イベント「愛・野球博」 |
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施策・事業名称 | 「愛・野球博」(愛・野球博実行委員会) |
都道府県名 | 愛媛県 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成30年4月1日~令和5年3月31日 |
施策のポイント |
文化・スポーツの両面から「野球の聖地」としての地位確立を目指す。 ・交流人口の増加による地域経済の活性化 ・競技人口の維持・増加、競技力の向上 |
内容 |
1 背景 ・愛媛県は、「野球王国」と呼ばれてきた。 ・明治初期に日本に伝わった野球は、自らもプレーし、野球をこよなく愛した俳人正岡 子規によって松山に伝えられ、その後、県内に急速に広まり、本県は、全国の中で もいち早く野球が根付き、盛んになったと言われている。 ・特に、高校野球では全国屈指の実力を誇り、全国高等学校野球選手権大会での 通算成績は、出場校の好成績が積み重なり、長い期間にわたって勝率1位に君臨 し、全国をリードしてきた。 ・また、野球殿堂入りを果たし、今や伝説と化した景浦将氏や千葉茂氏のほか、日本 統治下の台湾・嘉義農林を甲子園で準優勝に導き、映画「KANO」の題材となった 近藤兵太郎監督など、 数多くの名選手や優れた指導者を輩出し、その活躍に憧れ た少年達が新時代を支え、野球王国・愛媛を盛り上げていくという好循環が続いて きた。 ・さらに、松山まつりでは、野球拳おどりや野球サンバが実施されるなど、「野球は 愛媛の文化」として、人々の生活に根付いている。 ・しかしながら、県内の若い世代の野球人口は減少傾向にある。過去10年間の全国 高等学校野球選手権大会における本県出場校の成績は勝率5割を下回り、通算 勝率全国1位の座も2014年に明け渡すなど、野球王国・愛媛に陰りが見られる。 ・ついては、えひめ国体・えひめ大会の成功を弾みとした「スポーツ立県えひめ」の 実現に向け、裾野拡大や競技力の向上に取り組み、青少年に夢や希望を与え、 その健全育成に寄与するとともに、地域のにぎわいを創出し、人々の交流を促進 するなど、野球王国・愛媛の発展を図り、地域活性化を図るため、次により各種 事業を展開した。 2 概要 ①先人の輝かしい功績を踏まえ、愛媛県を「我が国で最も早く、広く、熱く野球が根付 いた『野球の聖地』」として全国に情報発信した。 ②野球王国・愛媛の更なる発展に向け、野球大会やイベント等の開催を通じて、若い 世代に野球の魅力をアピールするなど、野球人口の拡大と競技力の向上に取り組 んだ。 ③地方球場では史上初3度目となるプロ野球オールスターゲームを令和4年に開催 し、大会開催に向けて機運醸成イベントを展開するとともに、これまでの成果をレガ シーとして次世代に継承し、更なる競技人口の維持拡大や競技力の向上につなげ た。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.ehime.jp/h14000/aiyakyuuhaku/yakyuuyumeatume.html |
本件問合先 | 観光スポーツ文化部スポーツ局地域スポーツ課 |
089-968-2959 | |
chiikisports@pref.ehime.lg.jp |