本文へスキップします。

全国知事会

 メニュー

TOP先進政策バンク先進政策バンク詳細ページ

先進政策バンク詳細ページ

印刷

タイトル スマホ・ネットのリスクから子どもたちを守れ!
施策・事業名称 スマホ・ネット問題総合対策
都道府県名 岡山県
分野 教育・文化
事業実施期間 平成26年4月1日~
施策のポイント 岡山県では、県教委が、平成26年10月に、県レベルでは全国初となる、小中学生のスマートフォンやゲームの夜間使用制限を打ち出し、PTA等と連携して、各学校はもとより中学校区単位や市町村単位での使用についてのルールづくりを推進することで、児童生徒の生活習慣全体の改善を地域レベルで図っている。
また、平成26年度から毎年、地元新聞社、岡山県教委、岡山市教委の共催により、岡山県内の中高校生が中心となり、スマートフォン等の正しい利用法を考える「OKAYAMAスマホサミット」を開催し、子どもたちの主体的な取組を進めている。
さらに、深刻なネット依存に対応するため、専門家等による研究委員会で「ネット依存防止マニュアル」を平成29年度に作成し、全県的な普及を進めるとともに、保護者啓発の中核となるネットサポーターを養成し、家庭でのルールづくりに向けた啓発活動の充実に努めている。
内容 1 スマホ・ネット問題への総合的な対策

2 子どもたちの主体的な取組の促進
『OKAYAMAスマホサミット』
(対象)9市16校から22名の生徒が有志参加

平成27年2月
「おかやま中学生スマホ宣言2015」の決定
・勉強じゃ! スマホ手放せ 中学生!! 等3件
平成27年5月
・中学生の発案から開発された長時間使用を警告するアプリの発表
(アプリ開発にあたり、ディー・エヌ・エー【DeNA】社が全面協力)
・啓発動画の作成・上映
ネット上への書き込みをめぐり、友人とトラブルになる筋立てで、中学生自身が出演した。
平成27年12月~
「OKAYAMAスマホサミット2016」
(テーマ)子ども達の主体的な取組を進めるために大人の果たす役割は?
・高校生部会を新設
・スマホ宣言と三箇条の採択
・インターハイ会場等で啓発活動の報告
・参加校:中学校25校、高校6校
平成28年12月~
「OKAYAMAスマホサミット2017」
(テーマ)深まる!つながる広がる!全県へ届け!私たちからのメッセージ
・コンクールで公募した啓発動画をYouTube「晴れの国岡山チャンネル」で公開
・参加校:中学校24校、高校11校
平成30年5月~
「OKAYAMAスマホサミット2018」
・小学生部会と保護者部会を新設
・成果報告会を平成30年10月に開催予定

3 ネット依存への対策
・岡山県精神科医療センター等との連携により、学校・家庭で活用できる「ネット依存防止マニュアル」
を作成し、各学校へ配布及び県HPに掲載(H29)
・同マニュアルの普及を図り、「ネット依存チェックシート」を県内全校(小中高)で活用予定(H30)

4 ネット上のいじめ等の早期発見に向けた新たな手法の試行・効果検証
・スマホ等を介して匿名で学校にいじめを報告・相談するシステム「STOPit(ストップイット)」をモデ
ル校(県立5校)に導入し、外から見えにくいネット上のいじめ等の早期認知・早期対応の効果を検証

5 家庭・地域等への啓発活動の促進
〇PTA研修会の充実
・ロールプレイングの取り入れや、ネットサポーターの積極的な派遣により、家庭でのルールづくりを促進
〇就学前の保護者研修の充実
・親育ち応援学習プログラムの活用を促進
・ネットサポーターの派遣を積極的に推進
・入学説明会や検診の機会を活用し早期啓発を強化

【主な成果】
平成29年度 『スマートフォン等の利用に関する実態調査の結果について』(H30.4)
■「スマホなどの利用に関して家庭のルールがある」と回答した割合(%)
H26 H27 H28 H29 対H26年増減
小学生 54.8 56.2 60.0 60.5 +5.7
中学生 39.8 47.5 47.1 50.9 +11.1
高校生 13.4 17.2 20.4 22.4 +9.0
スマホ・ネット問題への総合的な対策
スマホ・ネット問題への総合的な対策
関連
ホームページ
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/314/
http://www.pref.okayama.jp/page/556647.html
本件問合先 教育庁生徒指導推進室
086-226-7589
seito@pref.okayama.lg.jp