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タイトル | 公共交通の潜在需要を喚起する取組の支援・普及 |
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施策・事業名称 | 元気なバス需要創出モデル事業 |
都道府県名 | 埼玉県 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成28年4月1日~ |
施策のポイント |
これまでは、地域住民の生活の足として重要な路線バスの維持・確保を図るため、運行費の赤字分に対して補助を行ってきた。 しかし、人口減少・少子高齢化の進展により、移動手段のない高齢者の増加が見込まれる中、路線バスの利用者減などにより減便され、利便性が低下するという悪循環が生じている。 このため、発想を転換し、従来の赤字補てんではなく、公共交通の潜在需要を喚起し、利便性向上や利用者増につながるような取組を支援するとともに、その普及を図る。 |
内容 |
高齢者をはじめとした公共交通の潜在需要を喚起するための取組(例:路線バスの増便・延伸等)に対して県と市町村が協働して補助金を交付する。 1 事業の概要 ・駅と住宅団地を結ぶ路線に病院や商業施設等への経由地を追加 ・駅と住宅団地を結ぶ路線を工業団地まで延伸し増便 ※経由地の追加や延伸先については、県・市町村・バス事業者・地域住民が協議して決定 2 事業の効果 ・病院経由のバスの運行本数が増加し利便性が向上したことにより、利用者数が増加している。 ・工業団地内の企業送迎バスから路線バスへの転換により、利用者数が大幅に増加し安定的な収入が確保できている。 ・各モデル事業の効果を把握・検証しながら、市町村の交通担当職員研修会や地域公共交通会議などの場で事例紹介を行い、バス路線再編の参考にしている。 |
本件問合先 | 企画財政部交通政策課 |
048-830-2332 | |
a2220-10@pref.saitama.lg.jp |