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タイトル リハビリテーション専門職と連携した「ご近所型介護予防」の推進
施策・事業名称 介護予防事業
都道府県名 埼玉県
分野 健康福祉
事業実施期間 平成26年4月1日~
施策のポイント 地域包括ケアシステムの構築・充実に当たり、地域における介護予防の取組を推進するため、リハビリテーション専門職と行政との連携を強化し、介護予防の取組を総合的に支援する。
内容 1「ご近所型介護予防」の推進
(1)ご近所型介護予防とは
≪画像1参照≫

(2)本取組の特徴
市町村、リハビリテーション専門職、県の三者が連携して、住民が主体となった介護予防の取組を支援している。
平成26年度からの4年間で、住民が主体的に運営する体操教室等が481か所新たに立ち上がった。
<三者の役割分担>
・市町村:住民が主体となって運営する体操教室等の立ち上げ支援を行っている。
・リハビリテーション専門職:住民グループに対して体操の指導や、体力に自信がない高齢者への助言などを行っている。
・県:県医師会と連携して、市町村へリハビリテーション専門職を派遣するための体制を構築するとともに、住民が主体的に取り組めるマニュアルやメニューなどを準備している。

(3)県が取り組んでいること
ア 市町村とリハ専門職の「顔の見える関係づくり」を推進している。
市町村職員とリハ専門職の合同研修の実施
(全体会1回、地区別4地区、2回ずつ)
イ 住民グループで介護予防を実施できるよう、分かりやすいマニュアルやプログラム集などを作成して提供している。
・県と県理学療法士会が協働で「ご近所型介護予防マニュアル」を作成
・県とリハビリテーション専門職協会、歯科衛生士会、栄養士会が協働で「ご近所型介護予防プログラム集」を作成
・ご近所型介護予防DVDの作成
ウ リハビリテーション専門職の確保・人材育成を行っている。
(地域リハビリテーション推進体制の構築)

(4)事業の成果
<ご近所型介護予防の実施状況>
[H26年度][H27年度][H28年度][H29年度]
実施市町村[1][14][27][33]
住民主体の体操教室数[4][52][272][481]
参加している住民人数[99][1,171][6,128][11,229]


2地域リハビリテーション推進体制≪画像2参照≫
(1)地域の医療機関と連携したリハビリテーション専門職の派遣体制
・地域で中核的な役割を果たす「地域リハビリテーション・ケアサポートセンター」を2次医療圏域ごとに指定している。(10カ所)
・ケアサポートセンターと連携する協力医療機関等(病院、老人保健施設)を指定している。(令和2年4月1日現在:299か所)

<協力医療機関等(病院・老人保健施設)の状況>
[H26年度][H27年度][H28年度][H29年度][H30年度][R元年度]
[106][141][202][252][281][299]
※協力医療機関等の数

(2)リハビリテーション専門職の人材育成
・リハビリテーション専門職のスキル向上を図るための研修等を実施し、市町村支援のノウハウを習得した専門職を育成する。
・支援実績や経験等に応じた体系的な研修を実施する。(初級、中級、上級)
・また、年3回ケアサポートセンター連絡調整会議を実施し、実際に市町村支援を行う中で上がった課題等を議論することで現場対応力の向上を図る。

(3)地域リハによるリハビリテーション専門職の派遣実績
[H26年度][H27年度][H28年度][H29年度][H30年度]
派遣市町村数[22][39][51][54][53]
介護予防に関する派遣件数[240][807][1,667][2,575][2,999]
本件問合先 福祉部地域包括ケア課
048-830-3256
a3250-03@pref.saitama.lg.jp