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タイトル | 働き方改革の推進 |
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施策・事業名称 | 非正規対策・働き方改革推進プロジェクト事業 |
都道府県名 | 埼玉県 |
分野 | 商工・労働 |
事業実施期間 | 平成30年4月1日~ |
施策のポイント |
行政及び労働団体、経済団体の代表者で構成される「埼玉県公労使会議」では、官民を挙げて長時間労働の是正や年次有給休暇の取得促進などの気運を醸成するため、平成30年7月から11月を「働き方改革推進期間」と位置付けて、「県内一斉ノー残業デー」や「年次有給休暇の取得促進」に取り組む。 あわせて県では、非正規雇用者の正社員化を支援するとともに、職場環境の整備等を通じて、勤労者の離職防止や企業の人材確保・職場定着を促進する。 |
内容 |
埼玉県公労使会議は、行政、労働団体、経済団体の代表者が雇用、労働の課題に対する認識を共有しながら、効果的な解決策を検討するために設置している会議である。 埼玉県公労使会議・・・ 埼玉県、埼玉労働局、日本労働組合総連合会埼玉県連合会、埼玉県経営者協会、埼玉県商工会議所連合会、埼玉県商工会連合会、埼玉県中小企業団体中央会、埼玉中小企業家同友会 1 「県内一斉ノー残業デー」の実施と定時退社の促進 7月から11月までの期間は、毎月第3水曜日を「県内一斉ノー残業デー」とし、定時退社・退庁に取り組む。 2 年次有給休暇の取得促進 計画的に年次有給休暇の取得を促進し、特に10月は前年より1日以上多い休暇の取得をする。 3 「誰もが輝く!職場スローガン」の募集 働きやすく、意欲を持って仕事ができる職場づくりを進めるためのスローガンを県内企業・団体から募集し、優れた作品の発表を通じて、長時間労働の是正など「働き方改革」推進の気運を醸成する。 スローガンは自社従業員に働き方の見直しを伝えるメッセージとし、(1)「働きがいのある職場部門」、(2)「働きやすい職場部門」の2つの部門で募集する。 4 「ワーク・ライフ・バランス推進宣言企業」の募集 「働き方改革推進期間」中に「県内一斉ノー残業デー」と年次有給休暇の取得促進の取組を実施する事業所を「ワーク・ライフ・バランス推進宣言企業」として募集する。 5 定時退社推進モデル事業 「働き方改革推進期間」を地域で取り組むため、県内2地域で、定時退社を推進するモデル事業を実施し、県内の他地域で同様の事業を展開する際の参考とする。 (1)市町村及び地域の商工団体との連携 (2)ノー残業デー等を実施する企業・団体等の掘り起こし (3)サービス提供店舗の開拓 (4)サービス提供店舗及びサービス一覧マップの作成・配布 (5)ノー残業デー実施会議の開催 (6)広報宣伝 6 企業への専門家の派遣 専門家(社会保険労務士、中小企業診断士等)を県内企業に派遣し、正社員転換制度の導入や職場環境の改善などの解決を図ることで、非正規雇用者の正社員転換や働き方改革を進めるとともに、県内企業の人材確保・職場定着を支援する。 (1)正社員転換や働き方改革に精通した専門家の育成 (2)専門家派遣による課題解決 (3)働き方改革モデル企業 (4)事例集の作成 7 正社員化総合相談窓口の設置 8 正社員転換支援セミナー・出張相談の実施 9 経営者・人事担当者向けセミナーの実施 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0809/rodo/kouroushi_conf.html |
本件問合先 | 産業労働部雇用労働課 |
048-830-4516 | |
a4510-02@pref.saitama.jg.jp |