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タイトル 熊本地震の経験を生かした防災教育の充実と教職員の災害対応能力育成
施策・事業名称 防災教育推進事業
都道府県名 熊本県
分野 教育・文化
事業実施期間 平成30年4月1日~
施策のポイント 平成30年度は、「学校防災教育指導の手引」(H30.3月:熊本県教育委員会作成)を活用した防災教育の充実を図るため、小・中・義務教育学校及び県立学校の防災主任を対象に防災教育研修会を県内5会場で実施した。
また、令和元年度は、学校における防災管理体制の強化を図るため、小・中・義務教育学校及び県立学校の防災主任を対象に防災管理研修会を県内3会場で実施した。
内容 平成28年熊本地震を機に、平成29年度九州で初めて熊本市を除く全市町村立学校及び県立学校に防災主任を置き、平成30年度は、「学校防災教育指導の手引」(H30.3月:熊本県教育委員会作成)を活用した防災教育の充実を図るため、小・中・義務教育学校及び県立学校の防災主任を対象に防災教育研修会を県内5会場で実施した。 また、令和元年度は、学校における防災管理体制の強化を図るため、小・中・義務教育学校及び県立学校の防災主任を対象に防災管理研修会を県内3会場で実施した。

<平成30年度>防災教育研修会 平成28年熊本地震から学んだ貴重な経験を生かし、「自助」「共助」のために主体的に行動できる児童生徒を育成するための防災教育の充実を図るとともに、今後も想定される自然災害から児童生徒の命を守り抜くための教職員の災害対応能力向上や地域との連携体制の推進等、学校の防災体制のさらなる強化を図ることを目的に実施した。 実施にあたっては、熊本県内を5つの地域に分け、1会場100人程度とし、講義と演習を行った。 研修内容は、次のとおりである。
・説明「学校防災教育指導の手引について」
・演習「避難所運営ラーニングについて」
・演習「学校防災教育指導の手引の学校安全計画への位置づけについて」
(参加者の感想)
・避難所運営に関して実践的な演習を行うことで、課題や運営におけるポイントを学ぶことができた。
・子ども達の命をこれからの未来へつなげる防災教育。くわしい活用法を教えていただいて、本当にありがたく感じました。
・学校安全計画や学校防災計画を確認するよい機会となった。まずは、防災主任が自校の計画を把握し、教職員に対して周知しておく必要がある。

<令和元年度>防災管理研修会 学校における防災管理体制の強化を図るため、防災主任等に対し、防災に係る各学校の実情に応じた危機管理マニュアルの改善及び検証サイクルの確立についての知識・技能を修得するとともに、実践的な避難訓練の立案方法や大規模な自然災害発生時の学校の対応力の強化を目的に研修会を実施した。 実施にあたっては、熊本県内を3つの地域に分け、講義と演習を行った。 研修内容は、次のとおりである。
・説明「地震・津波に関する危機管理マニュアルの改善及び検証サイクルの確立について」
・演習「実践的な避難訓練の計画について」
・演習「大規模な自然災害発生時の学校の対応について」
(参加者の感想)
・防災主任として、様々な自然災害を想定した学校防災マニュアルを作成し、改善することの重要性を改めて感じた。
・学校防災マニュアルの不足している部分が見えてきた。実際に活用できるマニュアルにしていきたい。
・実際に自然災害が発生したときのことを想定して、細かい対応内容を考えておくことが必要であると強く感じた。
関連
ホームページ
http://kyouiku.higo.ed.jp/
本件問合先 熊本県教育庁県立学校教育局学校安全・安心推進課
096-333-2355
gakkouanzen@pref.kumamoto.lg.jp