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タイトル | 登山届の提出促進・提出しやすい環境整備 |
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施策・事業名称 | スマートフォン対応登山届システムの導入 |
都道府県名 | 石川県 |
分野 | 行政改革分野(住民・事業者視点) |
内容 |
登山届については、あらかじめ計画を立てることで、無理な登山の防止や、万一の遭難時に登山者の安否確認や捜索救助活動の迅速化にも資するものであり、本県でも提出促進に努めてきたところであるが、登山者の意識が高まってきたこと、岐阜県において登山届の提出を義務化する条例が施行されたことから、登山者の安全を確保するため、平成29年3月、本県でも白山において登山届の提出を義務化する条例を制定した。 登山届の提出義務化の円滑な導入を図るためにも、登山届が提出しやすい環境整備を行うことが大切なことから、県独自のスマートフォン対応登山届システムを導入することとした。 このスマートフォンを活用した登山届システムは、 ・登山コースや携行品などを選択式で入力ができること ・登山者や同行者の氏名や住所などの内容を次の登山届にも利用できること ・作成後速やかに登山届の提出ができること など、簡便で使いやすいものとした。 この登山届システムの利用促進を図るため、リーフレットや登山口での条例の周知看板などにQRコードを掲載し、登山届システムに簡単にアクセスできるようにしている。 このほか、全登山口に条例を周知する看板を設置したほか、主要登山口に条例周知指導員を配置し、登山届の提出呼びかけを行うなどの提出促進の取り組みを行った結果、条例が施行された平成29年7月から11月までの登山届の提出人数は、前年同期に比べ8割増加し、石川県側の登山者全体の9割に当たる約4万4千人となった。 |
本件問合先 | 石川県危機管理官室危機対策課 |
076-225-1482 | |
e170700@pref.ishikawa.lg.jp |