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タイトル | 起業家精神の基盤となるマインドづくり |
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施策・事業名称 | 子どもベンチャーマインド育成事業 ~起業家教育の推進~ |
都道府県名 | 山形県 |
分野 | 教育・文化 |
事業実施期間 | 平成30年4月1日~令和3年3月31日 |
施策のポイント |
不確実な世界を生き抜くために求められるのは、自ら企画し、高い志を持ち、多様な他者と協働しながら、新しい価値を生み出す主体性や創造性、起業家精神を備えた人材である。 こうした資質・能力を育成するための教育活動について、児童に興味・関心を持たせながら、小学校の段階から取り入れることにより、起業家精神の基盤となるマインドを醸成する。 |
内容 |
1 事業概要 (1) 長期実践プログラム支援事業 起業家精神の基盤となるマインドを醸成する実践プログラム及び交流会の実施 (2) 短期体験等支援事業 社長体験、講話等によるマインドづくり 2 令和2年度の具体的な施策 (1) 長期実践プログラム支援事業 実践モデル校の活動経費にかかる補助 30年度に指定したモデル校が実施する、起業家精神や起業家的資質・能力を有する人材を育成するための特色あるプログラムの深化に向けて支援するとともに、実施経費等を補助する。 【実践モデル校のプログラム概要】 <金山町 金山小学校> 各学年(3~6年)で、金山町の産業や特色を素材とした起業家教育の単元開発を行うとともに、地元の産業や町なみを変革させていくための実践プログラムを考え、コーディネーターを配置して地域との関わりの中で実現していく。 <真室川町 真室川あさひ小学校> キャリアコーディネーターを配置して、「伝承野菜」をテーマとした農業系のプログラムの開発を行い、地元農家の協力による伝承野菜の栽培や歴史・流通を学び、産直等における販売体験活動等を行っていく。 <寒河江市 高松小学校> 高松地区特産の谷沢梅を使った梅干し作りや米作りなどの体験と、その販売 活動を通して起業家精神の基盤となるマインド作りを行う。また、時代の流れにあわせて単元を構成し、次代に引き継いでいく。 (2) 人材の配置に係る補助 1. 起業家教育推進のためのカリキュラム・マネジメントをサポートする人材(商工会議所等と連携を図るための地域連携担当、商工会、産直職員等)の人件費を補助する。 2. 人材配置(サポート役)の主な業務 ○地域人材、他地域の起業家等の情報収集 ○地元企業との連絡調整 ○講演、ワークショップ等の実施 ○資料、リーフレット等の作成補助 ○ホームページ等による情報発信 ○児童意識調査の取りまとめ、分析 等 3 これまでの成果 (1) 実践モデル校においては、3年間を見通した年間計画を作成し、キャリア教育に取り組んでいる。 (2) これまでの実践を通して成果と課題が見られるようになり、今年度のプログラムの充実につなげることができる。 |
本件問合先 | 教育庁義務教育課 |
023-630-3416 | |
ygimu@pref.yamagata.jp |