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タイトル | スマートフォン用アプリを活用した健康づくりの取組 |
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施策・事業名称 | やまぐち健幸プロモーション推進事業 |
都道府県名 | 山口県 |
分野 | 健康福祉 |
内容 |
【事業内容】 ○健康寿命の延伸に向けて、スマートフォン用アプリを活用した健康づくりの「見える化」「日常化」により、県民が楽しく・無理なく・継続した健康づくりを行える環境を整備する。 ○アプリの概要 ・利用者の歩数や体重、血圧、体温などの健康情報を記録し、グラフ化するなど「見える化」し、個人の健康づくりを支援 ・地域や職場での競争やポイント獲得などゲーム的な要素を付加して、楽しいインセンティブにより健康づくりの「日常化」を促進 ・歩数や健(検)診受診などの情報をポイント化し、ポイントが貯まると、県内協力店から割引等のサービスを受けられる特典カードを付与 ・コロナ禍での運動不足対策として、令和2年度に自宅でできる運動動画の配信(外部リンク)、観光地巡りなどを疑似体験できるバーチャルウォークコース、座り過ぎ防止機能を追加するなど、その時機にかなった機能を追加可能 ※関連ホームページ https://kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/kenko-app 【 1 職員又はグループがソリューション開発に着手した経緯・動機 】 ・山口県は平均歩数が全国に比べ少ない、壮年期の運動意識が低い等の健康課題があり、壮年期の方が日常的に使用するスマートフォンを活用した健康的な生活習慣の普及、わかりやすい健康情報発信が必要であった。 【 2 ソリューション開発の過程 】 ・アプリの内容をなるべくシンプルにすることにより、アプリがスムーズに動作するよう配慮した。 ・県民からの意見や要望を活かしてアプリの改善につなげるよう、常に業者ときめ細かく連携して、操作性の向上を図った。 【 3 完成に至るまでに直面した問題・課題、その解決方法 】 ・アプリの利用開始時期における効果的な広報が必要であったため、SNS広告(Facebook)や地域情報紙への広告枠を拡大するなどの対応をした。 ・アプリ利用開始後もテレビやラジオの番組・CM、新聞等を活用してPRを図った。 【 4 ソリューション完成後の成果や効果 】 ・利用者へのアンケートによると、アプリを利用することにより日常の歩数が増加したとの回答が多く、日常生活における運動習慣の定着が進んでいる。 ・壮年期だけではなく、10歳代から90歳以上まで幅広い年齢層がアプリを利用して健康づくりに取り組んでいる。 ・アプリを活用して減塩チェックや健康づくりアンケートを実施し、県民の健康状態のデータ収集に活用できる。 【 5 横展開に当たってのアドバイスや共同利用可能性 】 ・県民にアプリを気軽にインストールしてもらうには、魅力的なインセンティブを設けるほか、収集する個人情報を最小限にする必要がある。 【アピールポイント】 ○ランキング表示では、利用者全体・年代別・居住市町内ランキングの他、企業登録をすることで企業内のランキングも表示し、楽しく競争することにより企業・事業所単位でのアプリ利用を促進する。 ○市町主催の健康関連イベントをアプリでプッシュ通知して情報発信するとともに、参加者にポイントを付与することで各イベントとの相乗効果を図る。 ○包括連携協定を締結している民間企業と連携した景品プレゼントや県内特産品等、ミッションをクリアすることにより景品が当たるキャンペーンを定期的に実施し、アプリ利用者のさらなる増加を図るとともに、利用者の歩数アップに繋げる。 (アプリ開始後2年余りで4万ダウンロードを達成) |
関連 ホームページ |
http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/kenko-app |
本件問合先 | 健康福祉部 健康増進課 |
083-933-2950 | |
a15200@pref.yamaguchi.lg.jp |