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タイトル | 「奈良県・市町村長サミット」「奈良県教育サミット」の開催 |
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施策・事業名称 | 「奈良県・市町村長サミット」「奈良県教育サミット」 |
都道府県名 | 奈良県 |
分野 | 行財政改革 |
施策のポイント | 知事と39市町村長が一堂に会し、行政課題、教育課題について意見交換・情報共有することで、政策形成能力の向上、有効な教育施策の検討、自治体間の意思疎通の促進、連携・協働への気運醸成等をめざす。 |
内容 |
「奈良県・市町村長サミット」では、市町村を取り巻く諸課題についての意見交換、先進的な取組を行っている市町村長や市町村行財政にかかる有識者を招いた勉強会などを実施している。平成21年度から年4~5回程度開催しており、近年は、まちづくり、新型コロナウイルス感染症対策(令和2年度)、地方政治、県土保全、少子化対策(平成31年度)、まちづくり、防災対策、地域福祉(平成30年度)等をテーマに開催している。 会議は、県からの課題提起、グループでの意見交換、発表、知事の総括といった流れを基本に進行している。課題提起において、県は、エビデンスベーストのNPM(ニューパブリックマネジメント)の考え方に基づき、統計処理したテーマごとの分析資料を市町村に提示することで各団体が置かれている状況を示し、健全な競争意識の醸成に努めるほか、率先して取組の方向(課題解決モデル)の提示に努めている。 一方、「奈良県教育サミット」は、平成27年度に改正地方教育行政法の施行により知事と教育委員会の連携が強化されたことから、平成22年度から取組んでいた「地域教育力サミット」を「奈良県教育サミット」の形に発展させたもので、全県的な教育施策、各市町村の取組の情報交換や教育の諸課題に関する有識者の講演等を交えながら、知事・県教育長・市町村長・市町村教育長が一堂に会した場で実施している。 両サミットともに、平成23年度からはアイランド形式(グループ)に机を配置し、県や市町村長からの課題について発表後、議題について意見交換を行い、各アイランドから意見交換内容の発表を行う進行で運営してきた。 サミットは、毎回、多くの市町村の出席を得て、回数を重ねるとともに年々議論も活発になっている。サミットの開催により知事と市町村の信頼関係が構築されるとともに、市町村長が、行政効率化に向けた意欲や、連携・協働への意識を高めるきっかけとなっている。 医療提供体制の充実やごみ処理の広域化、県と市町村の連携・協働によるまちづくりなどの成果に繋がっている。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.nara.jp/12457.htm |
http://www.pref.nara.jp/43417.htm | |
本件問合先 | 総務部知事公室市町村振興課 |
0742-27-9984 | |
ctv2@office.pref.nara.lg.jp |