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タイトル | 農地中間管理事業と併せて行う簡易基盤整備で担い手への農地集積・集約化を加速化 |
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施策・事業名称 | 農地中間管理機構農地耕作条件改善事業 |
都道府県名 | 埼玉県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 平成29年4月1日~令和9年3月31日 |
施策のポイント |
農業の生産性向上を図るためには、農地中間管理機構による担い手への農地集積・集約化と農地の大区画化等の基盤整備を行うことが重要である。 本県の農地中間管理機構は全国でも珍しく基盤整備を行っており、冬期の短期間で工事ができるため、耕作者は休耕不要という利点もある。 県では農地中間管理事業と併せて区画拡大を進めるための面整備に対し上乗せ補助を行っている。 |
内容 |
農業の生産性向上のためには、担い手に農地を集積・集約化し、ほ場の大区画化等の基盤整備を行うことが重要である。このため、農地中間管理事業と併せて、農地中間管理機構農地耕作条件改善事業を実施している。 本県では、農地中間管理機構として(公社)埼玉県農林公社を指定しているが、全国的にも珍しく基盤整備ができる農地中間管理機構である。 本県の水田地帯の特徴は高低差が少ない平坦地に存在しているが、10a区画の小規模な水田が多い状況にある。このような高低差が少ない小規模な水田は、けい畔を除去し平坦に整備するだけで容易に区画拡大が可能となる。このように短期間で整備できる特徴を活かして冬期に整備を行うことで、耕作者に休耕を強いることなく耕作条件の改善を図っている。 ○ ポイント (1)農地中間管理事業と基盤整備がセットで進む (2)迅速な基盤整備(冬期のみの短期間で完了) (3)簡易な基盤整備(けい畔除去と平坦化による区画拡大の工事が中心であるため、ほ場整備事業と比べ事業費が低く抑えられる) ○ 補助割合 国50%、県27.5% ○ 事業実績 H27:4市、 5地区、区画拡大 97.3ha H28:5市2町、9地区、区画拡大119.1ha H29:3市3町、8地区、区画拡大 88.3ha H30:3市3町、11地区、区画拡大 90.7ha R1:5市1町、10地区、区画拡大115.5ha R2:7市2町、11地区、区画拡大 77.6ha R3:5市3町、10地区、区画拡大 84.8ha |
本件問合先 | 農林部 農業ビジネス支援課 |
048-830-4120 | |
a4105@pref.saitama.lg.jp |