政策個表

タイトル 農林漁業者からの企画提案を支援する農山漁村未来創造事業
施策・事業名称 農山漁村未来創造事業
都道府県名 徳島県 本件問合先 徳島県農林水産部農林水産政策課政策推進担当
分野 農林水産 088-621-2394
事業実施期間 平成28年4月1日 ~ nourinsuisanseisakuka@pref.tokushima.jp
施策の
ポイント
徳島県は、県土の8割を中山間地域が占め、家族経営を主とする多数の小規模経営体が地域の実情に応じた多様で特色のある営みにより農林水産業を支えている。
他方、「TPP11」や「日EU・EPA」に続き「日米貿易協定」が発効するなど、経済グローバル化が進展する中、地域の農林水産業の持続的発展と農山漁村の活力創出に向けた「攻め」と「守り」の対策を一層進める必要がある。
本施策では、地域の農林漁業者が主体となって未来の姿を描き、創意工夫に基づき課題を解決する「徳島ならでは」の企画提案事業を支援する。
内容 ■背景・目的
徳島県は、県土の8割を中山間地域が占め、家族経営を主とする多数の小規模経営体が地域の実情に応じた多様で特色のある営みにより農林水産業を支えている一方で、「TPP11」や「日EU・EPA」に続き「日米貿易協定」が発効するなど、経済グローバル化が進展している。
そこで、地域の農林漁業者が主体となって未来の姿を描き、創意工夫に基づき課題を解決する「徳島ならでは」の企画提案事業を支援することにより、地域の農林水産業の持続的発展と農山漁村の活力創出を図る。

■取組内容
・農林漁業者の不安を払拭するため、「農林水産業未来創造基金」を平成28年度に創設し、財源を見える化。
・農林漁業者の取組を弾力的かつ継続的に支援するため、支援期間を最長3年間確保。
・機械・施設等の導入・整備のハード事業に加え、ハード事業の取組を推進するためのソフト事業を一体的に支援。
・採択事業の評価のため、外部有識者等の委員で構成する評価委員会を設置。
・評価方法は、「新規性・独創性」や「地域への貢献性・波及性」など5項目について、外部有識者等の評価委員が採点評価。令和元年度からは、中核的な農林漁業者がアドバイザーとして参画し、現場目線での意見・助言を反映できる評価体制に見直し。
・令和4年度は、グローバル化対策をさらに充実・強化するため、「企画提案型」の重点支援対象を拡大・充実し,「農林水産業におけるDX,GX」、「とくしま回帰」、「海外展開」を推進する意欲的な取組に重点的に採択できるよう見直し。

■効果
平成28年度から令和3年度にかけて地域の農林漁業者から、農山漁村未来創造事業に企画提案された148事業のうち、93事業を採択。
(主な採択事例)
○徳島県を代表する甘藷ブランド「なると金時」の生産者グループに対し、海外輸出持の品質低下を抑制できる加工処理(キュアリング処理)施設の導入を支援。その結果、なると金時の海外輸出持の品質が維持され、輸出国数の増加などにつながった。
○GAP等の国際認証の取得や農福連携に意欲的に取り組む肉牛生産グループに対し、子牛育成用の自動哺乳ロボットの導入を支援。その結果、平成31年3月に、中国四国地域で初となるJGAP家畜・畜産物認証の取得や、子牛の哺乳作業を担当する障がい者の安全確保などにつながった。
○県産材の増産に対応し、製材処理能力の向上に取り組む製材事業者グループに対し、加工精度や速度を改良した新型帯鋸の試作・開発に必要なマイクロシャープナー(精密研磨機)の導入を支援。その結果、県内外17の製材事業所に適応した新型帯鋸を3種類開発し普及につながった。
○持続可能なアワビの増殖・採取に取り組む2漁協に対し、コンクリート平板によるアワビ魚礁の整備等を支援。その結果、整備した3箇所の魚礁へ1年おきに種苗放流し3年後に採取する「輪採制」の導入・確立につながった。

■今後の展開
経済グローバル化や農林水産業の担い手不足などの課題解決に向け、農林水産業のDX、GXの加速化、海外展開の推進、多様な人材が活躍する人材育成等意欲的な企画提案を重点的に支援し、本県農林水産業の持続的発展と農山漁村の活力創出を図る。
関連
ホームページ
https://www.pref.tokushima.lg.jp/jigyoshanokata/sangyo/nogyo/5000241/