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タイトル | 地区防災計画の策定促進ととちぎ地域防災アドバイザーの養成による自主防災組織の活性化 |
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施策・事業名称 | 地区防災計画策定促進事業・とちぎ地域防災アドバイザー防災士養成事業 |
都道府県名 | 栃木県 |
分野 |
防災・危機管理 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成31年4月1日~ |
施策のポイント |
この事業では、平時の備えや災害発生時に、互助・共助の中核を担う自主防災組織等が有機的に機能するよう、各自主防災組織等における地区防災計画の策定を推進するとともに、自主防災組織においてリーダー等として活躍していただく「とちぎ地域防災アドバイザー」を養成する。 地区防災計画の策定支援は、各市町1地区のモデル地区において実施するが、さらに他の地区への普及については、モデル地区における策定の経験を生かし、とちぎ地域防災アドバイザーを活用しながら、市・町が他の地区における策定支援を行えるようにする。 |
内容 |
【事業背景】 近年、大規模化、甚大化する自然災害に対して被害を最小限にするためには、行政が行う対策だけでは限界があり、地域住民自らが行動することができるよう、地域防災力の充実強化が必要となっています。 しかしながら、その地域防災の中核を担う自主防災組織については、市町間において世帯カバー率に差があることや、防災活動への参加者不足、リーダーの担い手不足などの課題があることから、災害時における実効性ある活動ができるよう、地区防災計画の策定支援やリーダーとして活躍する人材の養成など、市町の自主防災組織活性化に向けた取組に対する支援を強化するものです。 【事業概要】 (1) 市町が、自主防災組織等のモデル地区を1地区選定。県から専門家(防災士等)を各モデル地区へ派遣し、「地区防災計画」の策定支援を行う。 (2) 市町から推薦を受けた方向けに、県が防災士養成講座を開講し、防災士資格を取得していただき、「とちぎ地域防災アドバイザー」として登録する。登録を受けたアドバイザーは、地元の自主防災組織のリーダーとして活躍していただくほか、県や市町の事業に協力いただく。 (3) 市町は、モデル地区における策定の経験を生かし、とちぎ地域防災アドバイザーを活用しながら、他の地区における地区防災計画策定支援を行っていく。 【事業実績】 ○令和元~2年度 ・県内24市町(各1か所のモデル地区)において、地区防災計画の策定支援を行った。 ・とちぎ地域防災アドバイザーとして、54名(令和元年度)の登録を行った。 〇令和3年度 ・市町職員や防災士等が計画策定支援を効果的に行えるよう、モデル地区での成果をマニュアル・事例集として編集するとともに、映像教材を制作し、市町等へ配布した。 ・市町職員や防災士等と策定事例の共有や意見交換等を行う、地区防災計画策定促進検討会を開催した。 ・地区防災計画の策定等に要する経費を市町に助成する補助制度を創設した。 ・とちぎ地域防災アドバイザーとして、53名の登録を行った。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c02/tiiki-bousai/tiku-bousai.html |
本件問合先 | 栃木県県民生活部消防防災課地域防災担当 |
028-623-2127 | |
syoubou@pref.tochigi.lg.jp |