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| タイトル | 5Gを活用したスマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた取組 |
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| 施策・事業名称 | 5Gアンテナ基地局等の設置促進及び西新宿におけるスマート東京の取組 |
| 都道府県名 | 東京都 |
| 分野 | 地域振興・まちづくり |
| 事業実施期間 | 令和元年11月8日～ |
| 施策のポイント |
(5Gアンテナ基地局等設置ワンストップ窓口の運営) 1 5G環境を早期に整備するため、5Gアンテナ基地局が設置可能な都のアセット(土地、建物及び工作物)を公開するとともに、通信事業者等からの問合せや現地調査などの窓口を一元化することで、通信事業者等の事務負担を軽減し、円滑に設置候補を選定できるようになり、手続きを加速化させている。 (スマートポールの設置及び5Gを活用したサービスの導入支援) 2 5Gアンテナ基地局の他、高速Wi-Fi、各種センサー等を搭載したスマートポールを西新宿エリアに設置している。エリア内でスマートポールを面的に整備し、その有用性及び収益性を分析することで、今後の他エリア展開の方向性を明確化する。また、5Gを活用し都民の生活の質を向上させるため、西新宿で多様な5Gサービスを実施するとともに、将来的には都内全域で5Gを活用したサービスが都市実装されたスマート東京の構築を目指す。 |
| 内容 |
(背景) 都は令和元年8月に発表した「TOKYO Data Highway 基本戦略」の中で、高速モバイルインターネットを21世紀の基幹インフラと捉え、5Gの普及と利用拡大を進めることとしている。また、西新宿は5Gの重点整備エリアの一つに位置付けられており、5Gエリアの早期構築を目指している。さらに、令和3年3月に発表した「未来の東京戦略」の中で、西新宿を東京版Society5.0である「スマート東京」の先行実施エリアと位置付けており、5Gと先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装に向けた取組を促進している。 (課題) 5Gは「高速大容量」、「超低遅延」、「多数同時接続」の3つの特長がある一方で、4Gと比べて電波が届く距離が短く、さらに5Gではあらゆる機器がインターネットで接続されるため、より多くのアンテナ基地局が必要となる。そのため、都では所有するアセットをアンテナ基地局の設置場所の候補として開放することで、より広いエリアにより多くの基地局設置を促進している。あわせて、5Gを普及するためには、5Gを活用したサービスの有用性を多くの都民に認知してもらうとともに、事業者によるサービス開発をさらに加速させる必要がある。 (取組) 1 5Gアンテナ基地局等の設置促進(ワンストップ窓口の運営) ・通信事業者がアンテナ基地局の設置場所を検討するための時間と労力を削減するため、令和元年11月に都保有アセットデータベースを作成し、公開を行った。令和4年11月現在、約15,000件をデータベースに公開している。 ・通信事業者がアセット所管局へ個別にアンテナ設置の問合せを行った際に、局ごとに現地調査や設置申請等に係る対応にばらつきがあったため、通信事業者等からの申請や問合せ等に一括して対応するワンストップ窓口を設置し、運営している。 ・都の取組の経緯やノウハウについて都内区市町村へ展開することで、アセット開放を促し、都内全域への5Gネットワークの拡大を推進している。 2 西新宿におけるスマート東京の取組 (1)スマートポールの設置 ・令和2年度は、スマートポールを先行的に9基設置し、その効果や課題を抽出した。 ・令和3年度は、西新宿エリアでデザイン及び搭載機能を統一したスマートポール20基を面的に整備した。その際、スマートポールを設置、運営する事業者を1者選定し、製作及び設置に係る経費の半額(上限1.5億円)を都が助成するとともに、搭載した機能等の有用性及び収益性等を分析した。 ・令和4年度は、西新宿地域の課題を解決するとともに、今後の他エリア展開も見据えた活用事例を創出することを目的として、西新宿エリアにおけるスマートポールを活用したプロジェクトを公募により４件選定し、事業に係る費用の一部(上限１千万円)を都が助成して実施した。 ・令和５年度は、スマートポールに搭載した機能等の有用性及び収益性等の分析を引き続き実施してスマートポールの利活用モデルを構築するとともに、他エリア展開の方向性を明確化する。 (2)5Gを活用したサービスへの導入支援 ・令和3年度は、西新宿において「5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス実証事業」を公募により8件選定し、事業に係る費用の半額(上限4千万円)を都が助成して実施した。 ・令和4年度は、5Gや先端技術を活用したサービスの都市実装を加速するため、産官学の多様な主体がチームでサービスの都市実装に向けた課題を解決するコンソーシアムを組成し、令和５年２～３月には自動配送など都市実装を目指す様々なサービスを体験できる機会を提供した。 ・令和5年度は、引き続き、西新宿エリアの5G等先端技術を活用したサービスの都市実装に向けてコンソーシアム活動を推進していく。    |
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関連 ホームページ |
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/tokyodatahighway/assetdb.html |
| https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/tokyodatahighway/smart_pole.html | |
| https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/tokyodatahighway/5gservice.html | |
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