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タイトル | 栃木県農業大学校「いちご学科」 |
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施策・事業名称 | 農業大学校「いちご学科」運営事業 |
都道府県名 | 栃木県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 令和3年4月1日~ |
施策のポイント | 本県の主力品目である“いちご”において、高い専門知識と即戦力となる技術を持ち、時代の変化に対応できる優れた農業経営者を育成するため、令和3年度に栃木県農業大学校に「いちご学科」を開講 |
内容 |
【趣旨】 人口減少やグローバル化など農業を巡る情勢が大きく変化する中、地域農業が成長産業として発展していくためには、すぐれた農業人材の確保と地域を牽引する農業経営者を育成する必要がある。 そこで、栽培環境・ブランド力・販売体制に強みを持ち、生産量全国1位を誇るいちご生産を旗印として、令和3年4月に県農業大学校に全国初の「いちご学科」を創設した。 県内外、農内外から多様な人材の参入を促し、いちご経営者として必要な技術力や経営力、実践力を養うための実践的教育を行い、次代の「いちご王国・栃木」をけん引する「いちご経営者」の育成を目的とする。 【いちご学科の概要】 ・農業大学校の学部を再編し、「農業経営学部」を新たに設置し「いちご学科」を創設 ・修学期間2年間。1年次は栽培知識・技術習得。2年次は現場での実践的な技術習得に加えて経営管理能力の習得を目指す。 ・募集定員10名 【教育の特色】 ・技術力と経営力を身に付け、確実に就農できるカリキュラム ・高設栽培やICT技術を活用したデータに基づく栽培管理手法の習得 ・流通の専門家等の講義によるブランディングや雇用管理技術など経営力の習得 ・ゼミナール形式授業「いちごゼミ」で議論を深め、人間力や経営力を養成 ・全国唯一の「いちご研究所」やいちご王国協賛企業(食品企業等)などと連携した研修 ・就農を希望する産地の農業者の下での実習により、実践的な栽培技術を習得 ・農地、施設や機械の取得へ「とちぎ農業マイスター」によるきめ細やかな支援 非農家出身者であっても、独立自営就農し、時代の変化に対応した先進的な経営を展開できる人材を育成 【今後の周知方法】 ・オープンキャンパス8月実施予定 ・いちご経営に強い意欲のある若い人材を幅広く募集するため、デジタルサイネージ広告の活用やPRキャラバン等を実施予定 【経過】 ・令和3年度 9名入学 県内外、農内外、学生から社会人まで多様人材が入学 |
関連 ホームページ |
https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/noudai/ |
本件問合先 | 栃木県農政部経営技術課担い手育成担当 |
028-623-2317 | |
agriinfo@pref.tochigi.lg.jp |