政策個表

タイトル 産地の戦略に基づく取組を支援し、本県農業の生産力の強化を図ります。
施策・事業名称 農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業、あいち型産地パワーアップ事業
都道府県名 愛知県 本件問合先 愛知県農業水産局農政部園芸農産課
分野 農林水産 052-954-6418
事業実施期間 平成28年4月1日 ~ engei@pref.aichi.lg.jp
施策の
ポイント
愛知県は産出額全国8位の農業県であるが、全国と同様に、担い手の減少や高齢化、全国に先駆けて整備した農業用施設の老朽化等により、生産力の低下が懸念されている。こうした状況を受け、平成28年から農業生産力パワーアッププロジェクトを立ち上げ、産地自ら、産地の将来を見通した「産地戦略」を策定し、その産地戦略の実現に向け、平成29年度から、実証活動などのソフト的な取組を支援する「農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業」、平成30年度から施設の整備や生産性向上を伴う補改修を支援するハード事業の「あいち型産地パワーアップ事業」を創設し、産地の生産力強化の取組を支援している。
内容 1 農業生産力パワーアッププロジェクト

愛知県の農業の生産力の低下が懸念されている中、県は、平成28年度から、産地の生産力強化を目指すプロジェクト「農業生産力パワーアッププロジェクト」を立ち上げた。本プロジェクトは、産地の農業者や農業団体、行政などの関係者が主な品目ごとに、産地の5年後、10年後を見据えて話し合い、産地自らが、産地の生産力強化に必要な今後5年間のアクションプランを位置付けた「産地戦略」を策定し、その実現に向け、県や農業団体が国や県の各種事業の活用を支援し、産地の生産力強化を図るプロジェクトであり、令和2年度末の時点で、45の産地が「産地戦略」を策定している。

2「農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業」による産地の実証活動の支援(ソフト事業)

産地戦略に位置付けられた、生産力強化に向けた取組の実施を支援するため、平成29年に、地方創生推進交付金を活用し、「農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業」を創設した。
本事業は産地の関係者で構成する「産地戦略実証協議会」が実施する、産地戦略の実現に向けた、先進地調査や担い手の確保・育成の活動、新技術の導入などの実証活動に係るソフト経費を国、県、産地が応分に負担し、実施する事業であり、取組の活動内容や得られた成果は、年に1度、県全体の報告会を開催し、横展開を図っている。

3「あいち型産地パワーアップ事業」による産地の施設整備等を支援(ハード事業)

農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業と同様に、産地戦略に位置付けられた、産地の生産力強化のための施設整備を支援するため、県単独の補助事業として「あいち型産地パワーアップ事業」を平成30年12月補正予算で創設した。
施設整備を行う事業として、国の「産地パワーアップ事業」や「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」等があるが、先進的に施設整備に取り組んできた産地や生産性がすでに十分に高い産地等は、これまで以上の目標設定が困難な場合があり、意欲があっても国の事業の活用が困難な産地がある。
「あいち型産地パワーアップ事業」は、産地の面積や目標の設定等の国の事業の要件を国の事業に比べ緩和するとともに、施設の改修なども補助対象としており、国の事業を補完する事業として、意欲ある産地の生産力強化の取組を支援している。

4 取組状況等
産地自らが作成した産地戦略の実現に向けた取組をソフト事業・ハード事業を活用して支援しており、「農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業」により、新技術や施設の実証を行い、その取組結果を基に、「あいち型産地パワーアップ事業」や国の事業を活用して、施設の整備を行うなど、各種事業を組み合わせながら、産地の生産力強化に取り組んでいる産地が複数存在する等取組の成果が表れ始めている。
引き続き、関係者が力を合わせ、産地戦略の実現に向けた産地の取組を支援し、本県農業の生産の強化を図っていく。
あいち型産地パワーアップ事業図
あいち型産地パワーアップ事業図