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タイトル | 県有施設に対する省エネルギー改善提案の取組み |
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施策・事業名称 | インハウスエスコ事業 |
都道府県名 | 青森県 |
分野 | 環境 |
内容 |
県有施設においては、光熱水費をはじめとした維持管理コストのさらなる削減が課題となっており、現有施設を長期にわたり効率よく運用することが求められています。 インハウスエスコ事業は、県の内部組織において職員自ら、個々の施設管理者に対し省エネルギーに関する改善提案及び改善工事を実施し、改善工事後においても効果の検証、保守管理等の支援を行い、それまでの環境を損なうことなく省エネルギーを実現しようとするものであり、平成17年度及び平成18年度の2ヶ年度で県有施設のうち40施設を対象とし、年間3,600万円の光熱水費削減を目標としたものです。 インハウスエスコ事業における主な省エネルギー改善手法として、機器の運転スケジュールの改善、空調設備の運転制御の導入、電力契約種別の見直しなどがあげられますが、凍結防止制御の改善や外気の積極的導入による冷房制御の改善など寒冷地である青森県ならではの省エネルギー改善手法も積極的に取り入れています。 事業実施による削減効果としては、平成19年3月30日現在49施設に対し延べ231項目による改善提案を行い、合計5,303万円/年の光熱水費削減実績が認められました。 一方で、改善工事に要した費用は、合計765万円となっており、インハウスエスコ事業実施にあたって、可能な限り少ない改善工事費でより大きな削減効果が得られるよう取り組んだところです。 ※インハウスエスコ 「エスコ(Energy Service Company:エネルギー サービス カンパニー)」とは、工場やビルの省エネルギーに関する計画の立案や技術・設備・人材・資金などのサービスを包括的に提供し、それまでの環境を損なうことなく省エネルギーを実現し、その結果得られる省エネルギー効果を保証する事業です。 そして、「インハウスエスコ」とは、「インハウス(組織内)」において、県自らがエスコ事業者のように省エネルギーサービスの提供を行う仕組みを用いて、県有施設の省エネルギー改善事業を展開するものです。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.aomori.lg.jp/kensei/zaisan/inhouseesco-top.html |
本件問合先 | 総務部財産管理課 |
017-734-9125 | |
zaisankanri@pref.aomori.lg.jp |