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タイトル 子宮頸がんの早期発見、撲滅のために!
施策・事業名称 子宮頸がん撲滅事業
都道府県名 佐賀県
分野 健康福祉
事業実施期間 平成31年4月1日~
施策のポイント 子宮頸がんの撲滅を図るため、市町が実施する子宮頸がん検診において、子宮頸がんの主な要因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の検査を併用する、「HPV検査併用検診」を全県下で導入、県が罹患率の高い30~44歳までのHPV検査を無料化。
内容 (目的/目標)
・佐賀県から子宮頸がんの撲滅を図る。

(主な特徴)
・市町が実施する子宮頸がん検診において、子宮頸がんの主な要因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の検査を併用する、「HPV検査併用検診」を全県下で導入、県が罹患率の高い30~44歳までのHPV検査を無料化。
・市町が実施する集団検診や個別検診(県内のどこの産婦人科等でも受診することが可能)で、HPV検査併用検診を受けることができる。
・県はHPV検査併用検診の制度設計とHPV検査費用の無料化を行うとともに、子宮頸がんの正しい知識の普及啓発、検診受診促進のための広報を実施。
・市町にはHPV検査併用検診の導入・運用(システム改修の含む)と市町住民に向けた広報を実施いただいた。

(きっかけ/背景)
・当県の子宮がんの死亡率(75歳未満年齢調整死亡率)は、平成29年に全国ワースト、過去5年平均(平成26~30年)でワースト2位と全国と比較して高値で推移している。
・子宮がんの死亡率が高い原因について調査したところ、全国と比較して、進行した状態で発見される割合が高く、ほとんどが自覚症状等による発見であることが分かった。
・これより、子宮頸がんの早期発見に効果が期待できるHPV検査併用検診を市町が実施する子宮頸がん検診に導入してもらい、罹患率が高い年齢層を対象に無料化することで、検診受診を促進することとした。

(主な成果)
・令和元年度から県内全市町がHPV検査併用検診を導入し、事業実施。
・令和元年度、対象年齢層(30~44歳)の受診者数が対前年度比16.1%増加した。
・また、同年齢層の受診者のうち、92.7%がHPV検査を受診した。
関連
ホームページ
https://www.ganportal-saga.jp/examination/hpv
https://www.ganportal-saga.jp/cervical-cancer-project
本件問合先 佐賀県健康福祉部健康福祉政策課がん撲滅特別対策室
0952-25-7491
kenkoufukushiseisaku@pref.saga.lg.jp