政策個表

タイトル 「答えのない問い」に取り組む「未来の担い手」育成プログラム
施策・事業名称 新しい学び総合推進事業(課題解決型学習推進事業)
都道府県名 京都府 本件問合先 京都府教育庁管理部総務企画課
分野 教育・文化 075-414-5707
soumukikaku@pref.kyoto.lg.jp
内容 ■趣旨/目的/背景
新しい学習指導要領では、児童生徒に育成すべき資質・能力を「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の三つの柱に再整理されている。京都府教育委員会では、これらの力をバランスよく育成するために、「認知能力」(数値化可能な力)と「非認知能力」(数値化困難な力)を一体的に育む教育施策に、令和元年度から取り組んでいる。
当プログラムは、その一つとして位置づけられるものである。

■事業概要/事業内容
中学校5校が研究校となり、連携先の企業・大学が提示する「正解のない問い」に、グループで協働しながら長期的・継続的に取り組む課題解決型学習である。

■特徴
府内を中心に活躍している5つの企業・大学と連携して、子供たちが社会に出たときに直面するような「正解のない問い」を提示いただき、その課題に対し、4名程度のグループで協働しながら長期的・継続的に課題解決に取り組む。具体的には、それぞれのグループが「誰もが安心してiPS細胞を用いた治療を受けられるようにする」「世界中に日本茶を普及させる」「新しい和食の在り方を創造し、和食文化を広める」「10年後の時代に合った『ここちいい』インナーウェアを創造」「丹後地方の特徴を生かした地域活性策も含めて、多くの人が訪れるための方法」という課題に取り組み、その学習過程において、生徒は、ただ「学ぶ」だけでなく、「調べる」「考える」「交わる」「まとめる」「深める」「伝える」など様々な活動を行うことで、認知能力と非認知能力が一体的に育まれることを目指している。なお、連携先の企業・大学による研究校への出前授業や生徒の訪問受け入れなど、地元ならではのサポートも行われていることにも特徴がある。
これらの企業・大学からの課題は、府内の中学校全てにも示されており、年度末に学習の発表の場として設定された「きょうと明日へのチャレンジコンテスト」において、生徒にとっての発表の場を確保するとともに、研究校5校での閉じた研究ではなく、コンテストに参加する研究校以外の学校も含めた研究を進めている。

■成果
課題に取り組んだ中学校2年生は、グループで取りまとめた解決策を提言できるまでに成長した。1年間の学びの成果を3年生での学習に生かすことができ、また、この経験は1年生に伝授されることで、学校にも3年間を見通した力の育成が求められるため、継続的・持続的な授業改善につながっている。
関連
ホームページ
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