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タイトル | 非住宅木造建築の推進 |
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施策・事業名称 | 非住宅木造建築の推進 |
都道府県名 | 高知県 |
分野 | 農林水産 |
内容 |
【趣旨】 高知県は県土の84%が森林に覆われた全国一の森林率を誇る森林県であり、この豊富な森林資源を余すことなく活用するには、住宅への木材利用に加えて、これまであまり木材が使われてこなかった非住宅建築物の木造化を促進することが重要となります。 高知県では、非住宅木造建築物の推進に向けて、以下の取り組みを実施しています。 【取組内容】 1 設計及び木造化・木質化に対する支援 〇目的 ・設計及び木造化・木質化の支援を行うことにより、施主が木造やCLTを選択するインセンティブを働かせる 〇補助事業の概要 (1)設計支援 ・補助先:建築主体(市町村、高知県の民間事業者) ・補助率:設計費 (基本設計、実施設計)の1/2以内 (上限:CLT等先進的木造建築物 500万円/棟 非住宅木造建築物 300万円/棟) (2)木造化・木質化の支援 ・補助先:建築主体(市町村を除く) ・補助率:木造化・木質化(木材購入費・プレカット費)の1/2以内 (下限50万円、上限400万円) ※(1)(2)について、建築木材利用促進協定(3者以上の協定に限る)を締結している場合には200万円の加算あり 〇効果 ・建築士が基本構想段階で施主に木造建築を提案する営業ツールとして活用 ・鉄骨造、RC造が木造に変更された事例がある 2 提案相談窓口の設置 〇目的 ・非住宅建築物の構想段階から提案、相談、支援を行うことにより、木造化・木質化を促進する 〇概要 ・((一社)高知県木材協会のTOSAZAIセンターに設置 ・市町村や県内外企業を個別訪問し、施設の木造化・木質化に向けた提案活動を展開 ・木造化・木質化に向けた設計業務委託仕様書等の作成支援 ・非住宅建築物の木造化・木質化に取り組む建築士の育成に向けた講座の開催 (県内外) 〇効果 ・都市部の民間企業への木材活用に対する理解の醸成 ・「プラットホームMoku」の商談・情報交換の場としての活用、木製品の展示効果 ・県内市町村等の木造化・木質化の検討 3 建築士の育成 〇目的 ・中大規模木造建築物の設計に必要な知識を習得できる多彩な学びの場を提供し、全国で木造建築に携わる建築士を増やす 〇概要 ・林業大学校での木造建築に係る短期課程、リカレントコースの開催 〇効果 ・中大規模木造建築物の設計に必要なスキルの習得 |
本件問合先 | 林業振興・環境部木材産業振興課 |
088-821-4593 | |
030501@ken.pref.kochi.lg.jp |