政策個表

タイトル 土佐あかうしらしい枝肉格付制度(TRB格付)の創設と新たなブランド化の推進
施策・事業名称 土佐あかうし増頭対策事業等
都道府県名 高知県 本件問合先 農業振興部畜産振興課
分野 農林水産 088-821-4551
160901@ken.pref.kochi.lg.jp
内容 土佐あかうしは霜降りと赤身のバランスの良さや旨みが豊富な赤身肉を特徴とした高知県固有の和牛(褐毛和種高知系)。昭和30年代には30,000頭近く飼育されていたが、霜降りを中心に改良が進む黒毛和種との間で価格差が広まり、平成19年には育種改良でのデッドラインとされた3,000頭を割り込み頭数の減少が続いていた。

このため、生産から流通までの各団体や関係機関、行政が連携し、首都圏のシェフ向け食材とした流通戦略を平成21年より展開。独特の赤身肉の美味しさが評価され、徐々に価格も回復し、飼育頭数も平成25年度の1,595頭を底に、令和2年度には2,413頭まで増頭が進んでいる。

一方で、赤身肉としての斉一性の向上について需要者側から要望があるため、現在の食肉格付制度を活用しながら、土佐あかうしの赤身肉需要に応える新たな肉質評価基準作りに着手。

具体的には、食肉格付で赤身肉とされる「A2」「A3」評価のロース芯の面積や形、皮下脂肪の厚さなどを過去の出荷成績から分析して基準値を設定するとともに、長期肥育による食味向上を期待して出荷月齢の基準を設定。土佐あかうしらしい格付基準(TRB格付)をクリアしたものは、新たな流通ブランド「Tosa Rouge Beef」として有利販売できる仕組みを構築し、令和2年4月から運用開始。令和2年度は、コロナ禍の影響があったものの黒牛と比べても遜色ない価格だった。

今後も土佐あかうしの価格と品質の高位安定を目指すとともに、今後も生産から流通まで一体となったブランド化の取り組みにより、生産者の経営安定と生産基盤の拡大を図る。
土佐あかうし格付制度
土佐あかうし格付制度