本文へスキップします。

全国知事会

 メニュー

TOP先進政策バンク先進政策バンク詳細ページ

先進政策バンク詳細ページ

印刷

タイトル 新型コロナウイルス感染症の庁内まん延を防げ!『鳥取型オフィスシステム』の推進
施策・事業名称 職員の新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けた対策の強化
都道府県名 鳥取県
分野 防災・危機管理
健康福祉
事業実施期間 令和2年3月31日~
施策のポイント 「飛沫等による感染リスクの軽減」「3つの「密」を避けることによる感染リスクの軽減」「県庁という行政機能の維持」「予算をかけない新型コロナウイルス対策」「職員の意識改革」を目的として、鳥取県庁では職員同士の距離の確保や机等の間に間仕切りを設置するなど、執務机の配置の見直し=「鳥取型オフィスシステム」を導入しました。
この鳥取型オフィスシステムは、鳥取型「新しい生活様式」において感染症を予防しながら暮らす工夫の1つであり、少しの工夫で感染リスクの低減が期待できます。
内容 1 現状・課題
新型コロナウイルス感染症が全国で拡大する中、感染防止対策として、県庁内においても、飛沫感染の防止対策、フィジカルディスタンスの確保を図る必要があったが、次の理由により、対策を徹底することが難しかった。
・飛沫感染の防止対策:当時は県内においてもマスクが品切れで職員がマスクを入手することが難しかった。
・フィジカルディスタンスの確保:執務室が手狭な所属においては、机を離して人と人との距離を取ることが難しかった。

2 取組内容
上記の課題認識のもと、年度末の定期異動に伴う執務室の模様替えに合わせ、できるだけ低コストで職員の感染防止対策を実施するため、『鳥取型オフィスシステム』として、執務スペースを最大限有効活用し、職員の執務机の配置を見直すこととした。

3 効果
鳥取型オフィスシステムの推進により、飛沫感染リスクの低減が図られたことはもとより、副次的な効果として、職員が日常生活においても感染防止に向けた行動を心がける意識づけとなった。
なお、この鳥取県ならではの「できるところから」「可能な範囲で」「迅速に」「低コストで」という鳥取型オフィスシステムの取組は、大手インターネットニュースサイトやSNS上で話題となるとともに、海外メディアでも紹介された。
また、鳥取型オフィスシステムに着想を得て、段ボールで作られた仕切り板なども民間企業により商品化されるなど、県庁舎内の感染防止策としてだけでなく、日本中の感染防止の意識向上に寄与している。
<パターン1>机の間に間仕切り(ロッカー、段ボール等)を配置(段ボール形式)
<パターン1>机の間に間仕切り(ロッカー、段ボール等)を配置(段ボール形式)
<パターン2>職員同士が対面で向き合わず机が同じ方向を向く配置(教室形式)
<パターン2>職員同士が対面で向き合わず机が同じ方向を向く配置(教室形式)
<パターン3>机同士の距離を離して執務机を配置(シマ拡散形式)
<パターン3>机同士の距離を離して執務机を配置(シマ拡散形式)
関連
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1208843.htm#itemid1208843
本件問合先 鳥取県総務部行財政改革局人事企画課
0857-26-7618
jinjikikaku@pref.tottori.lg.jp