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タイトル | SDGsの達成に向けた工業系試験研究機関の技術開発 |
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施策・事業名称 | 新価値創造によるサスティナブル社会推進プロジェクト |
都道府県名 | 岐阜県 |
分野 | 商工・労働 |
事業実施期間 | 令和3年4月1日~令和8年3月31日 |
施策のポイント | 企業が抱える課題を解決する新価値 (機能性材料・食品の開発及び製品開発・製造の高度化) を創出し、併せてそれに対応する人材育成を推進することによりサスティナブル社会の推進を目指す。 |
内容 |
SDGsの17の目標のうち、5つの目標(3,7,9,14,15)の達成に向けて、4つの研究課題を設定した。 研究内容 ・現場生産性向上を図る高機能プラスチック製品の開発(SDGs:14, 9) 海洋汚染の防止や廃棄物の大幅な削減等が求められ、プラスチックの不使用あるいは長期使用による廃棄物削減による対応が必要となっている。そこで、リサイクルプラスチックの改質技術の開発および高機能プラスチックの開発を行い、環境負荷の軽減に寄与する。 ・有用微生物の探索と機能性食品の開発に関する研究(SDGs:3, 9) 持続可能な生産消費活動ならびに疾病予防による健康的な生活の確保に貢献することを目的に、県の特産品から得られる微生物を用い、その発酵作用を利用した機能性食品の開発を行う。 ・シミュレーションを活用したセラミックスの設計・評価技術の確立(SDGs:7, 9) シミュレーション技術を活用した陶磁器製品等の設計・評価技術を確立することで、製品の高性能化や製造時の省エネ化を図る。また技術承継の課題にも対応することで、セラミック産業がエネルギー的・人材的に持続可能となるよう支援する。 ・伝統技法とCNC加工による新たな家具製造手法の確立(SDGs:15, 9) 「飛騨の家具」は、熟練者が数種類の木工機械を用いた緻密な加工を行い、品質の高い製品を作り出している。さらに付加価値を高めるため、特殊加工や熟練者の技術などを協働させた新たな家具製造手法を開発し、地域ブランド力の向上を図る。 |
本件問合先 | 商工労働部産業技術課 |
058-272-1111 | |
c11352@pref.gifu.lg.jp |