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タイトル	自治体と県民、事業者の取組が松田川の水質改善を実現
施策・事業名称	汚濁機構解明調査、水質改善連絡協議会、特定河川水質改善事業等
都道府県名	栃木県
分野	環境
事業実施期間	平成21年4月1日～
施策のポイント	○ 松田川は、足利市を流れ渡良瀬川に流入する河川で、水質は環境基準(BOD)を満たさない状態が続き、平成21年度には全国でワースト1位となった。 ○ 県が汚濁の原因を調査した結果、負荷の高い事業場排水及び生活排水の流入並びに用水への取水による河川水量の減少等が主な要因とされ、県及び市は市民や事業者の協力を得ながら改善対策を実施した。 ○ 自治体と県民、事業者の取組の結果、水質は改善し、令和2年度、3年度に環境省が公表した全国の河川等の水質測定結果では、2年連続「水質が改善した水域」の1位となった。
内容	○ 事業場排水への対策として、県が事業場に立入り、排水管理の確認及び指導を実施。また、市は事業者に対して下水道接続を支援。 ○ 生活排水への対策として、市が下水道接続率向上のため戸別訪問及び広報活動を実施 ○ 用水への取水による河川水量の低下に係る対策として、用水組合が取水量を低減。 ○ 水質改善の意識向上のため、県が清掃活動の呼びかけ及び広報物の作成・配布を実施。 ☆ 松田川下流のBOD年間平均値(mg/L) 平成20～22年度の平均値 9.3 平成30～令和2年度の平均値 1.4 （参考：令和3年度の平均値　1.2） ☆ 松田川のBOD減少率(平成20～22年度と平成30～令和2年度の平均値を比較) 84.9%
本件問合先	栃木県環境森林部環境保全課
	028-623-3189
	kankyo@pref.tochigi.lg.jp