政策個表

タイトル 早期発見・早期治療による感染拡大・重症化の防止~「福井モデル」の新型コロナウイルス感染症対策~
施策・事業名称 早期発見・早期治療による感染拡大・重症化の防止~「福井モデル」の新型コロナウイルス感染症対策~
都道府県名 福井県 本件問合先 健康福祉部保健予防課(新型コロナウイルス感染拡大防止対策チーム)
分野 健康福祉 0776-20-0703
事業実施期間 令和02年3月1日 ~ hoken-yobo@pref.fukui.lg.jp
施策の
ポイント
新型コロナ禍において、福井県では、県医師会等との連携のもと、入院、検査、相談体制の一元化により保健所保健師の負担を軽減し、積極的疫学調査の徹底や濃厚接触者以外の幅広い検査の実施により、感染拡大の防止に取り組んできた。
こうして得られたエビデンスや現場の状況に基づき、「おはなしはマスク」県民運動の推進、前向きに感染対策に取り組む飲食店向け認証制度の導入など、全国に先駆けた数々の施策を展開し、全国から注目を集めた。
内容 【医師会等と連携】
県医師会長、県看護協会長などと、週1回の定期的なミーティングを実施し、現場における課題や対応について意見交換

【積極的疫学調査】
(1)全陽性者に発症前2週間分の行動経過を徹底して聞き取る積極的疫学調査を実施。感染経路不明率は全国平均(約50%)を大きく下回る3%台(R3.5)
(2)中核市である福井市の調査表も共有し、保健所の管轄を超えた全県下の感染のつながりを把握

【検査体制】
(1)相談対応や検査の受診調整について、各保健所単位でなく県庁で一元的に行う「受診・相談センター」を設置し、保健所勤務を除く保健師が対応(R2.11)
(2)検査対象を国の基準より拡大し、無症状の濃厚接触者や接触者に等に対しても幅広に検査を実施(令和3年4~5月の陽性者の約30%は濃厚接触者以外から判明)
(3)出産を控えた妊婦を対象としたPCR検査を実施【全国初】(R2.4~)

【医療・相談体制】
(1)保健師以外の救急救命医が中心となり、一元的に各医療機関の空き病床を管理し、入院調整を行う「入院コーディネートセンター」を設置【全国初】(R2.4)
(2)軽症者用の「宿泊療養施設」を設置し、陽性者だけでなく、健康観察中の濃厚接触者も受け入れ【全国初】(R2.4)

【医療従事者等への支援】
(1)特殊勤務手当の支給制度を創設【全国初】
(2)保育職員等に独自の慰労金を支給

【クラスター発生への対応】
(1)名称を公表した施設向けに協力金を創設、施設利用者への積極的なPCR検査を実施
(2)カラオケ喫茶におけるクラスター発生に対して、地域や対象を絞った休業要請・協力金支給の仕組みを制度化し、短期間で感染収束化(R2.8~9)

【感染防止対策の強化】
(1)業界ガイドラインを遵守する事業者向けに「感染防止徹底宣言」ステッカー制度を導入。業界の協力により現地確認
(2)マスクなしでの感染が多い事実を独自にデータ化し、市町や経済団体等と連携し「おはなしはマスク」県民運動を展開。厚生労働省の専門家委員会(アドバイザリーボード)において報告(R3.5~)
(3)マスク会食も含めた感染防止対策に前向きに取り組む飲食店を現地確認の上で認証し、奨励金を支給する制度を導入(R3.6~)

【誹謗(ひぼう)中傷対策】
AI等の先端技術を活用したSNSサイト等の検索を実施。誹謗中傷や差別にあたる情報の収集を行い、被害者からの求めに応じ提供(R2.11~)

【マスク購入券の配布】
1世帯当たり2箱(100枚)まで購入できるマスク購入券を全世帯に配布
(42万箱[2,100万枚]販売 R2.4.~)

【他都道府県等への職員派遣】
6都道府県(※)に応援職員を派遣、厚生労働省等に現地調整員を派遣
(※)東京都、沖縄県、北海道、大阪府、神奈川県、兵庫県