政策個表

タイトル 佐賀の未来を創る、佐賀が未来を創る、文化体験・創造拠点
施策・事業名称 市村記念体育館利活用推進事業
都道府県名 佐賀県 本件問合先 佐賀県文化・観光局文化課
分野 教育・文化
地域振興・まちづくり
0952-25-7253
事業実施期間 令和03年4月1日 ~ culture_art@pref.saga.lg.jp
内容 (目的・目標)
スポーツ施設であった「旧市村記念体育館」をリノベーションすることで、デザイン産業やクリエイティブ産業の企業の拠点とします。
一次的には、新たな発想やデザイン力を持つ人材を育てていく『人材育成』を、二次的には、そこでの企業間の垣根を外した様々な取り組みによって、新たな事業の創出や起業などの『産業創出』へと繋げていきます。
さらに、ここで学んだ人と企業のマッチングや雇用が促進されることで、企業活動が活発し、地域活性化までつなげることを目指しています。

(背景)
旧市村記念体育館は、昭和38(1963)年に当県出身のリコー三愛グループ創業者の市村清氏より佐賀県に寄贈された建物であり、坂倉準三(ル・コルビジェの弟子)が設計した戦後日本のモダニズム建築である。スポーツや文化活動の拠点として長らく親しまれてきたが、老朽化により平成29年に体育施設としての用途廃止の方針が示されました。
その後、平成31年には明治維新150年を記念した『肥前さが幕末維新博覧会』のメイン会場として活用され、幕末維新期に志を持って国の技術力や教育を牽引してきた歴史を広く伝えることができました。
このように、様々な「歴史」や「想い」を積み重ねてきた旧市村記念体育館を老朽化により壊してしまうのではなく、次世代の人材育成・産業創出の核となる施設として、これまで佐賀のアイデンティティとして受け継いできた『新たなものを生み出す力』を更に未来に向け発展させていくため、県内外で活躍する企業や大学、NPO、行政などの人・技術・情報が集まり、佐賀の「これから」を担う人材を育成し、産業を創出する場所として新たに生まれ変わらせることとしています。

(活用イメージ)
この施設は、佐賀県の未来を担う若者や文化・芸術等の創造的な活動に関わりたい人、あるいは、これまで文化・芸術等の創造的な活動に関わる機会がなかった人などが、エリアや世代を問わず、多彩な文化・芸術等に出会い、鑑賞し、自ら文化・芸術等の創造的な活動ができる(能動的に関われる)場となるように、文化・芸術を軸に複合的な機能を有する拠点として活用することを想定しています。
施設の運営にあたっては、施設全体の維持管理・運営業務を担う運営者の創意工夫等を最大限に活用することにより、柔軟性をもって様々な事業を展開するとともに、県内外で活躍するクリエイターや企業などが施設内に開放感のあるブースを構え、創造的な活動やイベント等を実施(プロとアマの交流)することで、利用者との交流・共創が生まれる仕組みを作りたいと考えています。

(特徴)
新しい視点を持ってものごとに取り組む創造的な人材を地域の中で育てていくことや、自らの力で次の時代に必要なものを創り出す力(デザイン力、クリエイティブ力)を持つデザイン産業、クリエイティブ産業の育成や創出による地域の活性化を目指していきます。このような取り組みは、欧米のほか国内でも主に企業が中心となって「Future Center」や「Innovation Center」などの名称のもと様々な取り組みを行っている事例はありますが、異業種の複数の企業が参加し、さらに行政と民間が一体となって、地域の課題解決のための常設の拠点を設けて、産学官連携で未来志向、デザイン志向で取り組むというチャレンジは例がありません。
このようなチャレンジは地方都市での地方創生の先導的モデルにもなり得るものであると考えます。
また、発注方法はPFI等ではなく従来手法を採用しますが、運営事業者の意見が設計業務に反映できるような工夫をする予定です。
【外観】
【外観】
【内観】
【内観】