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タイトル 「災害レジリエンスNo.1」の実現に向けて、防災・減災対策を加速 ~ぐんま・県土整備プラン2020の策定~
施策・事業名称 ぐんま・県土整備プラン2020 -災害に強く、安定した経済活動が可能な群馬県の実現-
都道府県名 群馬県
分野 防災・危機管理
地域振興・まちづくり
事業実施期間 令和2年12月1日~令和12年3月1日
施策のポイント 群馬県の社会資本の整備や維持管理を「どのような考え方で、どのように進めていくか」を示す県土整備分野の最上位計画である「ぐんま・県土整備プラン2020」の策定にあたり、頻発化・激甚化する気象災害などの社会資本整備を取り巻く変化の見通しを踏まえた目指すべき将来像を描いたうえで、実現に向けた施策・取組を検討するバックキャスティング思考による計画立案を行うとともに、「災害レジリエンスNo.1」の実現に向け計画的に事業が推進できるよう、段階的な整備目標の設定とロードマップによる「見える化」を行った。
内容 <背景・経緯>
令和元年東日本台風では、中部、関東甲信越、東北の1都12県と極めて広範囲で未曾有の被害が発生した。
群馬県においても、下仁田町では県内観測史上最大となる24時間雨量609mmを観測するなど、西毛・吾妻地域を中心に水害や土砂災害が発生し、多くの県民の命と財産が失われた。
今後も、気候変動の影響等により「同規模の気象災害が毎年のように発生するかもしれない」という危機感から、令和元年12月に「群馬・気象災害非常事態宣言」を発出した。
この宣言を踏まえ、近年、頻発化・激甚化する気象災害の新たな脅威にしっかりと対応できる「災害レジリエンスNo.1」の実現に向けて、「ハード」と「ソフト」が一体となった防災・減災対策をこれまで以上に一層加速させるため、「ぐんま・県土整備プラン2020」を策定した。

<特徴>
1.バックキャスティング思考による計画立案
県土整備プランの策定においては、群馬県が直面している様々な課題にしっかり対処するためには、従来の発想にとらわれない柔軟な発想で取り組んでいくことが必要と考え、過去や現在の状況から未来を検討する「フォアキャスティング」という従来の手法ではなく、未来の姿を描き、そこを起点に今何をすべきかを考える「バックキャスティング」という手法を導入した。具体的には、まずは「2040年に目指す将来像」を描き、浮き彫りとなった現状のギャップや課題への対応に向けた「今後10年間の政策の方向性」を明確にしたうえで、必要な施策や取組を検討した。

2.ロードマップによる整備目標の「見える化」
「災害レジリエンスNo.1の実現」に向けて、計画的な事業進捗が図れるよう、事業の緊急性や重要性に応じて、3か年、5か年と段階的な整備目標を明確にするとともに、計画期間内において、それぞれの取組を「いつまでに、どのように取り組んでいくか」がわかりやすいよう、ロードマップによる「見える化」を行った。

<県土整備プランの概要>
計画名称:ぐんま・県土整備プラン2020
位置付け:群馬県における県土整備分野の最上位計画
2040年に目指す将来像:
○災害に強く、安定した経済活動が可能な群馬県
○誰もが安全・快適に移動でき、人と人、人と地域のつながりを生み出す群馬県
○地域に愛着や誇りを持ち、良好な社会環境のもとで持続的に暮らせる群馬県
主な政策等:
政策1 災害レジリエンスNo.1の実現
政策2 持続可能で効率的なメンテナンス
政策3 多様な移動手段の確保
政策4 住み続けられるまちづくり
政策5 美しく良好な環境の保全
社会資本の整備と維持管理の担い手の確保・育成
地域計画編:
県内12地域毎に今後10年間の主要事業と完成予定年度等を掲載
「ぐんま・県土整備プラン2020」表紙
「ぐんま・県土整備プラン2020」表紙
ロードマップ
ロードマップ
関連
ホームページ
https://www.pref.gunma.jp/06/h80g_00024.html
本件問合先 県土整備部建設企画課
027-226-3535
kensetsukika@pref.gunma.lg.jp