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タイトル 地域共生社会の推進について
施策・事業名称 地域共生社会推進事業
都道府県名 広島県
分野 健康福祉
内容 1 背景・経緯等
人口減少や少子高齢化,地域の繋がりの希薄化などの社会構造の変化が進む中で,複合的な課題や制度の狭間の課題などへの対応には,住民同士の支え合いと地域課題を解決する力が必要。
本県では,平成30年7月豪雨災害により,住民同士のつながりや地域での支え合い・地域コミュニティの大切さが再評価される経験を経て,今後の市町における地域福祉の推進に資するための「広島県地域福祉支援計画」を令和2年4月に策定。
この計画に掲げる「多様な主体による支え合いづくり」と,「地域支え合いネットワーク」による『重層的なセーフティネット』を構築するため取組を推進するとともに,豪雨災害による被災者支援で得られたノウハウを活用して,被災者に限らず対象範囲を広げて包括的な支援体制の構築に取り組む市町への支援等を進めている。

2 事業内容等
【実施体制】
(社福)広島県社会福祉協議会(広島県地域支え合いセンター)に専門の支援員(地域共生社会推進担当)を配置し,県センターによるこれまでの被災者支援等のノウハウや関係機関のネットワークも活用しながら,重層的セーフティネット構築に向けた取組を推進する。
【事業内容】
〇インフォーマルな支え合いによる新たなコミュニティづくり(県モデル事業)
地域の多様な主体が,住民の生活課題や地域課題を共有してその解決を試みるコミュニティ活動をモデル的に実施し,活動プロセスや成果等を検証して全県展開を検討する。(R2年度~)

〇重層的なセーフティネットの構築を担う人材育成
市町職員,地域福祉活動の推進・コーディネート機能の担い手(社協ワーカー等)等を対象に,住民主体活動の促進や包括的な相談支援体制の構築推進に係る人材育成研修を開催する。(R2年度~)
〇包括的相談支援体制の構築に取り組む市町への支援
分野・属性を問わない包括的な支援体制の構築に取組む市町との定期会合・勉強会等の機会を設け,進捗状況の把握や課題等の共有,技術的助言等を行う。(R2年度~)

〇アウトリーチ等を通じた相談支援
これまで被災者支援に取り組んできた地域支え合いセンターのノウハウを活用して,被災者に限らず対象範囲広げて分野を問わない相談支援活動に取り組む市町に対し,活動助成や技術的助言等による支援を行う。(R3年度~)

〇第2期「広島県地域福祉支援計画」(R6~11年度)の策定
これまでの取組を振り返るとともに,地域の様々な“つながり”に関する実態把握を進めながら取組むべき課題等を抽出し,社会情勢の変化や地域の実情等を踏まえた今後の施策展開の方向性を検討・整理して,令和6年度を始期とする次期計画へ反映させる。
関連
ホームページ
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/263/chiiki-fukushi-shienkeikaku.html
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/263/fukyousei-torikumi.html
本件問合先 健康福祉局地域共生社会推進課
082-513-3136
fukyousei@pref.hiroshima.lg.jp