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タイトル | 都税のスマートフォン決済アプリ収納の導入 |
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施策・事業名称 | スマートフォン決済アプリ収納事務 |
都道府県名 | 東京都 |
分野 | その他 |
事業実施期間 | 令和2年6月1日~ |
内容 |
1 趣旨・目的 都では、令和元年度に策定された「『未来の東京』戦略ビジョン」において、都税について令和12年度までにキャッシュレス納税比率を70%に高めることを目標に掲げた。 これまで口座振替やペイジー収納に加えて、平成23年度にクレジット収納を導入するなど、納税者の利便性向上に資するキャッシュレス納税チャネルの整備を推進してきたが、令和3年度現在で44.6%にとどまっており、目標の70%を達成するため新たな施策を検討する必要があった。 そこで、都は、新たなキャッシュレス決済サービスとして、近年急成長を遂げているスマートフォン決済サービスとして、近年急成長を遂げているスマートフォン決済アプリを活用した都税の新たなキャッシュレス納税チャネルの導入の検討し、令和2年6月からサービスを開始した。 2 スマホ収納の概要 スマートフォン決済アプリ(以下「アプリ」という。)の請求書の支払いサービスを使用して、納付書のバーコードを読み取ることにより納付する。 (1)対象税目 自動車税種別割、固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産)(23区内)、不動産取得税、個人事業税等 ※納付書一枚あたりの合計金額が30万円(一部アプリを除く。)までの納付書(バーコード印字があるもの)に限る。 (2)利用可能なアプリ(令和5年5月1日現在) au PAY、d払い、J-Coin Pay、LINE Pay、PayB、PayPay、モバイルレジ、楽天銀行アプリ、楽天ペイ (3)利用方法 納税者は、自身のスマホにアプリをインストールし、アプリ内のカメラで納付書に印字されているバーコードを読み取ることにより、納付の手続きを行う。 3 主な特徴 (1)いつでもどこでも納付可能 コンビニや金融機関等の窓口に出向く必要がなく、自宅や外出先で、時間を気にせずに簡単に納付することができる。 (2)納付番号や税額等の入力不要 納付書バーコードを読み取るだけで済むため、納付の際の手間・時間を短縮でき、入力誤りによる操作のやり直しも発生しない。 (3)その他 納付書には、住所や氏名等の個人情報が記載されているが、窓口に出向く必要がないため、窓口で納付書を提示することもなくなり、個人情報を誰にも見られずに納付することができる。 4 成果 スマホ収納の導入後、納税者の方からは、手続きが簡単であるだけでなく、窓口業務の負担軽減にもつながる取組であることや、在宅で手元に現金がなくても納付できる点を評価いただく声が寄せられた。今後も多様なキャッシュレス納税の環境整備に向けた検討を進めて、キャッシュレス納税比率を高めるとともに、納税者の利便性向上につなげていきたい。 |
本件問合先 | 東京都主税局徴収部徴収指導課収入管理指導班 |
03-5388-2984 |