政策個表

タイトル ローカル5Gを用いた地域課題解決
施策・事業名称 ローカル5Gプロジェクト加速事業
都道府県名 徳島県 本件問合先 政策創造部 地方創生局 デジタルとくしま推進課
分野 行財政改革
農林水産
商工・労働
地域振興・まちづくり
人口減少対策
088-621-2090
事業実施期間 令和03年4月1日 ~ digitaltokushimasuishinka@pref.tokushima.jp
施策の
ポイント
人口減少が進む地方では、医療、教育、農業等、様々な分野で課題が山積しており、Society5.0の先端技術を活用した地域課題の解決が期待されている。特に、地方の医師偏在や農業の担い手不足が顕著になる中、「5G」で伝送する超高速、超低遅延の高精細映像により、遠隔地間の診療や手術を行う「遠隔医療」やリモートで技術指導を行う「スマート農業」には、大いに期待が高まっている。
しかし、その運用開始は大都市部から順に進められ、地方において、5Gの利便が享受できるまでには長い時間を要することが想定される。
そこで、全国屈指の光ブロードバンド環境を有する本県では、その大きなアドバンテージを生かし、自治体等が地域や産業の個別ニーズに応じて自らの施設でアンテナを立て、柔軟に構築・運営できる「ローカル5G」の免許を全国に先駆けて取得し、ローカル5G環境の整備を進めている。現在、県内11箇所へと無線基地局の整備を拡大し、「遠隔医療」をはじめ、防災や産業分野でローカル5G技術の実装を図っているところであり、人材育成や企業誘致を行い、県内産業の振興、雇用の促進につなげる等、地域の課題解決に取り組んでいる。
内容 (1)医療分野:県立中央病院、海部病院、三好病院
救急患者の「医療情報共有」や地域医療における「遠隔医療」を推進する。
また、今後、県内15病院で構成する「徳島医療コンソーシアム」に拡大を図ることとしている。
令和3年9月からは超高画質の8Kスーパーハイビジョン内視鏡をローカル5Gネットワークで接続し、遠く離れた病院間で8Kの手術映像を共有する全国初の実証事業を開始することとしている。

(2)農業分野:農林水産総合技術支援センター
農業分野において、高品質生産や作業の超省力化を可能とする「スマート技術の開発」や、眼鏡型ディスプレイ端末「スマートグラス」を用いて学生と教員が視点を共有する実習等を行い、「スマート人材の育成」に取り組む。

(3)産業分野:工業技術センター
5G通信を介した試験・実験を行う「実証フィールド(オープンラボ)」を設置し、県内企業への5Gの導入促進と技術支援に取り組む。

(4)産業分野(人材育成):中央テクノスクール
「無線」「電気」「通信」の技術・資格の習得に向けた育成カリキュラムを導入し、「5Gインフラ」整備に対応できる人材育成に取り組む。

(5)防災分野(河川監視):海部川、那賀川
県管理河川に夜間対応の高精細監視カメラを設置し、徳島県水防情報へのリアルタイム伝送とともに、インターネットやCATVで配信し、地域住民の避難判断に活用する。

(6)行政分野:万代庁舎、南部総合県民局、西部総合県民局
パソコンの持ち歩きを可能とし、フリーアドレス及びペーパーレス化の推進を図るとともに、SIM認証によるセキュリティを確保したテレワークの実現につなげる。

(7)県内ネットワークの高速化
ローカル5G環境を活かす県域高速ネットワークを構築することにより、サテライトオフィスなど県内オフィスや徳島医療コンソーシアムに高速通信環境を提供し、企業誘致や医療分野に活用できる環境を整備する。
ローカル5G開通式
ローカル5G開通式
スマートグラスを用いた実習
スマートグラスを用いた実習
画像解析による果実の熟度判別
画像解析による果実の熟度判別
河川監視カメラ映像(那賀川)
河川監視カメラ映像(那賀川)