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タイトル | みんなでえがおに!三重県食品提供システム「みえ~る」の運用 |
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施策・事業名称 | みんなでえがおに!三重県食品提供システム「みえ~る」の運用 |
都道府県名 | 三重県 |
分野 |
環境 健康福祉 |
事業実施期間 | 令和3年7月14日~ |
施策のポイント | SDGsの課題である「食品ロスの削減」と「生活困窮者の支援」を、"あったかいDX"により同時解決を目指す、webを活用した、事業者、NPO団体等との連携事業です。 |
内容 |
<取組概要> 三重県では食品ロスが年間約8万2千トン発生・廃棄されている一方で、コロナ禍により食べる物が無く困っている生活困窮者が増えています。 そこで、食品ロスの削減と生活困窮者の支援の同時解決を図る事業として、提供者である食品提供事業者と、受取者であるフードバンク活動団体等とをweb上でマッチングする三重県食品提供システム「みえ~る」を開発し、令和3年7月14日に運用を開始しました。 令和4年3月31日時点で52事業所が参加、149件のマッチングが成立し、食品ロスになる前の規格外品や更新後の災害備蓄食品等、約3,900kgもの食品が提供・受取されています。 <現状や課題、設定した目標> 三重県では食品ロスが年間約8万2千トン発生・廃棄されている一方で、コロナ禍により食べる物が無く困っている生活困窮者が増えています。 そこで、食品ロスの削減と生活困窮者の支援の同時解決を図る事業として、提供者である食品提供事業者と、受取者であるフードバンク活動団体等とをweb上でマッチングする三重県食品提供システム「みえ~る」を開発し、令和3年7月14日に運用を開始しました。 <取組の検討プロセス、改善点等> 開発の際には、先行事例の調査のため福岡県に訪問したほか、食品関係事業者やフードバンク活動団体・子ども食堂に計30回以上訪問し、意見交換会を2回開催する等、先行事例や関係者の意見をシステムに反映しました。 運用開始後すぐに食品を提供できるよう、開発に協力いただいた食品関係事業者やフードバンク活動団体等にシステムの利用を呼びかけました。 また、運用開始後にシステム利用者から寄せられた意見をふまえて機能の更新を行い、より利用しやすいシステムとなるよう改善を図っています。 <効果・成果> 令和4年3月31日時点で52事業所が参加、149件のマッチングが成立し、食品ロスになる前の規格外品や更新後の災害備蓄食品等、約3,900kgもの食品が提供・受取されています。システムを利用する受取者だけでなく、提供者からも喜びの声が寄せられています。 参加事業所のさらなる増加を目指すため、FM三重(令和3年10月)、県政だより(令和3年12月号)及びフリーペーパー(令和4年3月)での広報のほか、食品関係事業者1,000事業所の食品ロス量実態調査(令和3年12月)の郵送時に「みえ~る」のチラシの同封により、参加を呼び掛けています。 <工夫した点や苦労した点> SDGsの「誰一人取り残さない」の考え方を「み」と「え」を含めた「みんなでえがおに」と表現し、「もったいないをありがとうに」をスローガンにして支援を呼びかけています。 |
関連 ホームページ |
https://www.miefood.jp/ |
本件問合先 | 三重県環境生活部廃棄物対策局廃棄物・リサイクル課 |
059-224-2385 | |
haikik@pref.mie.lg.jp |