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タイトル | 令和2年7月豪雨を踏まえた球磨川流域での「緑の流域治水」の推進 |
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施策・事業名称 | 令和2年7月豪雨を踏まえた球磨川流域での「緑の流域治水」の推進 |
都道府県名 | 熊本県 |
分野 | 防災・危機管理 |
事業実施期間 | 令和2年11月19日~ |
内容 |
・甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨からの復旧・復興を一日でも早く果たすためには、球磨川流域の治水の方向性を早期に示す必要があった。 ・そのため、国、県、流域市町村で立ち上げた「令和2年7月球磨川豪雨検証委員会」での科学的・客観的な検証や有識者からの意見聴取等に加え、蒲島知事自ら30回にわたって住民等の意見を直接お聴きし、丁寧に流域の民意を汲み取った。 ・住民の声に耳を傾ける中で、知事は「命」と「環境」を守ること、すなわち「命と環境の両立」こそが流域住民に共通する「心からの願い」と受け止めた。 ・これらを踏まえ、発災から約4か月後の令和2年11月19日、知事は球磨川流域の新たな治水の方向性として、住民の「命」と地域の宝である「清流」の両方を守る「緑の流域治水」(※)を表明。 ・翌11月20日には上京し、当時の赤羽国土交通大臣に新たな流水型ダムの早期整備と「緑の流域治水」の推進について直接要請を行った。 ・令和3年3月には国・流域市町村とともに「球磨川水系流域治水プロジェクト」をとりまとめ、令和4年8月には国と連携して緑の流域治水の考え方に基づいた「球磨川水系河川整備計画」を策定した。 ・「緑の流域治水の実現」に向け、国・県・流域市町村をはじめ、流域のあらゆる関係者と連携して治水対策に取り組んでいる。 ※「緑の流域の治水」:新たな流水型ダムを含む河川の整備のみならず、遊水地の活用や森林整備、避難体制の強化を進め、さらに、自然環境との共生を図りながら、流域全体の総合力で安全・安心を実現していく、球磨川流域の新たな治水の方向性。 |
本件問合先 | 球磨川流域復興局 |
096-333-2608 | |
kumakyokutsuki@pref.kumamoto.lg.jp |