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タイトル 暮らしJUICY!岡山県~デジタルマーケティングを活用した移住者目線の情報発信~
施策・事業名称 「おかやま晴れの国ぐらし」デジタルマーケティング事業
都道府県名 岡山県
分野 地域振興・まちづくり
人口減少対策
事業実施期間 令和2年4月1日~
施策のポイント 本県への移住希望者(潜在的な希望者も含む。)を積極的かつ効率的に掘り起こし、的確な情報発信を行うため、デジタルマーケティングを活用して本県が狙うべきターゲットを見極め、「暮らしJUICY!岡山県」をスローガンに戦略的な情報発信を展開。 特産品である桃をモチーフとしたデザインとともに、くだもの王国おかやま自慢のフルーツのように、岡山県には潤う心と豊かな暮らしがあるという意味を込めて、「JUICY」の中に「IJU=移住」を織り込んだロゴマークを制作。
内容 【現状・課題】
新型コロナウイルス感染症を契機とした地方移住の機運の高まりを捉え、移住施策に注力する自治体が増加する中、限られた予算をより効率的かつ効果的に投入し、本県への注目度を高めていくためには、最もターゲットを動かせるコミュニケーションプランを確立するとともに、移住相談に至るまでのチャンスロスを極小化することが求められていた。
また、ワーケーションや二地域居住など、移住へのステップアップとしての関係人口の創出といった新たなテーマについては、ニーズがつかみきれない中、モニターツアー造成と情報発信に取り組まなければならなかった。

【取組内容】
・調査アンケートとビッグデータを掛け合わせて仮説を立て、効果検証を行いながら、ターゲットの絞り込みとニーズの把握を行った。
〇メインターゲット:首都圏在住、20~40代のファミリー層
〇ニーズ:子育て、仕事、物件
・ターゲットのニーズに合わせたメッセージ・メディアで戦略的に情報発信。
・情報発信で集客した層を実相談やイベント参加につなげるため、ランディングページを強化するとともに、ポータルサイトの導線を精査し改修を実施。
・移住希望者と地域のミスマッチを減らすため、公式Facebookにグループページ「JUICY!VOICE岡山県」を作成し、先輩移住者等と交流できる場づくりを行った。
・モニターツアー「7日岡山(7DAYS LIVING OKAYAMA)」造成に当たっては、岡山の強み(地域資源)を掘り起こし、島暮らし、山暮らし、海暮らしの3つを テーマに募集を行った。

【効果】
・ポータルサイト流入が対前年比ベースで、令和2年度は152%(約8万人)、令和3年度は126%(約10万人)と年々増加 ・ポータルサイト来訪者構成がターゲット層にシフトするとともに、実際の移住相談者の属性もターゲット層が増加
・モニターツアーは7人の募集に対し543人応募。参加者の満足度100%。
関連
ホームページ
https://www.okayama-iju.jp/juicy/
本件問合先 県民生活部中山間・地域振興課
086-226-7862
chusankan@pref.okayama.lg.jp