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タイトル | SNSを活用した建設産業の魅力発信と担い手確保の促進 ~公式Instagram開設と運用~ |
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施策・事業名称 | やまなしインフラ魅力発信事業 |
都道府県名 | 山梨県 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 令和4年3月1日~ |
施策のポイント |
公式Instagramを活用し、山梨県内の社会資本整備や建設産業に係る情報発信を行うもの。 県民の社会資本整備に対する理解を深めるとともに、建設産業の担い手確保を推進するため、社会資本整備や建設産業の仕事や現場の様子など、インフラが持つ役割と隠れた価値や魅力について、Instagram「県土やまなし未来づくり【公式】」を開設し、写真や動画により情報発信を開始。 これにより、今まで建設産業へ関心がない若者へも情報が届きやすくなった。 |
内容 |
1.背景・目的 全国各地で災害の激甚化、頻発化やインフラ施設の老朽化を受け、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を閣議決定された。 安全安心のための県土強靱化を加速化、深化しているが、若者が県土強靱化をはじめとする社会資本整備を認知する、興味を持つ機会は限られている。 そこで、産学官の関係者が連携して、社会資本整備や建設産業の魅力、社会への貢献度とともにイベントや就職等に関する情報を集約し、Instagramを活用して一元的に情報発信、広報活動に取り組んでいく。そして、情報を効果的に若者や一般の方に届け、関心や社会的認知度を高め、社会資本整備に対する理解を深めてもらうとともに、建設産業の担い手確保につなげる。 2.公式Instagramについて (1)アカウント名:県土やまなし未来づくり【公式】 (2)ユーザーネーム:yamanashi.kendo_mirai (3)投稿内容 社会資本整備や建設産業の魅力を伝える写真や動画、文章等で次に示すものとする。 ・日常投稿:工事の段階確認、完成検査、道路維持管理状況等の日常的な建設現場やインフラ施設の写真 ・アイキャッチ投稿:建設現場やインフラ施設と周辺景観や、普段見られない視点からの建設現場やインフラ施設など ・担い手確保投稿:現場見学会、イベント開催、出張講座など ・その他の投稿:社会資本整備の効果(ビフォー・アフターなど)、表彰、地域貢献など ・リポスト投稿:建設会社や関連団体等が指定ハッシュタグ(#けんどやまなしみらい)を付けて投稿したもので、本方針の趣旨に沿ったものをリポスト投稿で紹介 3.運用方法 公式Instagram運用にあたって、「インスタグラム運用方針」を策定した。 (1)組織体系 やまなしインフラ魅力発信事業の運営組織として、やまなしインフラ魅力発信協議会を設置しており、SNS運営の実働チームとして県土やまなし未来づくりチームを設置した。本チームは、山梨県県土整備部の本課や出先事務所等のすべての所属にチームメンバーを配置し、県土整備部一丸となって取り組むこととした。 また、建設産業担い手確保・育成産学官連携会議(以下、連携会議という。)と連携し、各建設会社等の活動や作業風景を公式Instagramで紹介していくこととした。 (2)投稿方法 県土やまなし未来づくりチームメンバーが投稿したい情報を取りまとめ、事務局である景観づくり推進室へ情報提供を行い、事務局が投稿する。 リポスト投稿については、連携会議の各建設会社等において、指定ハッシュタグを付けた投稿を行い、事務局である建設業対策室が投稿の中から選定しリポスト投稿する。 4.成果 ・運用開始してから約1ヵ月でフォロワー数約200を獲得した。そのうち、30代前半までの層が25%を占めており、若者へのアプローチが順調に行われていると思われる。 ・アイキャッチ効果のある投稿に対して多くの「いいね!」があり、建設産業に関心のなかった方からもフォローしていただくなど、SNSを使った幅広い情報発信の効果がでていると思われる。 5.今後の展開 ・令和5年度は、より多くフォロワーを獲得するために、キャンペーンの実施やPRするためのイラスト等の作成を予定している。 ・担い手確保促進のため、建設業対策室と連携し、建設産業説明会や建設産業担い手確保・育成産学官連携会議等において、Instagramを用いたPRを行うなど、若者を対象にした広報活動を積極的に行っていく。 |
関連 ホームページ |
https://www.instagram.com/yamanashi.kendo_mirai/ |
本件問合先 | 県土整備部県土整備総務課景観づくり推進室 |
055-223-1325 | |
kendosui@pref.yamanashi.lg.jp |