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タイトル | JALと岡山県のコラボによる岡山県産果物のPR |
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施策・事業名称 | 県産農産物オムニチャネル戦略推進事業 |
都道府県名 | 岡山県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 令和3年10月15日~令和3年10月20日 |
施策のポイント | 県産果物の認知度向上を目指して、岡山-東京便を利用される方をターゲットに岡山空港でJALが手荷物に付けるBAGTAGの仕組みを活用し、その裏面に県産果物の紹介や販売を行っているポータルサイトのQRコードを記載することで、同サイトに誘導し、岡山の果物のPRや販売促進を図る。 |
内容 |
【現状・課題】 県では、県産果物の知名度上昇と販売促進に繋げるため、美味しさや品質管理へのこだわりを追求する産地の取組や販売先の情報等を紹介した県ポータルサイト「岡山クラフト果実」を開設したが、消費者をいかに同サイトに誘導するかが課題となっている。 【取組内容】 岡山県への在席型出向職員の発案で、JALと岡山県のコラボの一環として、県産果物の知名度上昇と販売促進に繋げるため、岡山-東京便での預け入れ手荷物に県産果物紹介サイトのQRコードを印刷したBAGTAGを添付し、乗客を県のポータルサイトである「岡山クラフト果実」への誘導を図った。また、ポータルサイトへの流入数の変化等を解析して、その効果を検証した。 【効果】 R3年度は果物の時期の終盤である10月の中旬に、6日間のトライアルで実施し、340名の方の手荷物に上記BAGTAGを添付し効果を図った。トライアル実施のため配布数が少なく、統計的な効果は検証できなかったが、本来なら果物の旬が終わり閲覧数の減る10月において、連日300名の方がサイトに訪れており、一定の効果があったと考える。本方法によれば、低コストでポータルサイトへの誘導が可能である。片面にはJALによる手書きメッセージを添えており、コロナ禍にあっても、おもてなしの気持ちを表すイメージアップに繋がっている。また、経費もあまりかからない取組である。 さらに、実際に岡山の地に立ったお客様へのスポット的情報発信であることから、県産果物だけでなく、観光情報の情報発信に活用するなど、将来的に多方面での情報発信に発展させることも期待できる。 |
関連 ホームページ |
https://okayama-craft-fruit.com/ |
本件問合先 | 岡山県農林水産部 対外戦略推進室 |
086-226-7404 | |
taigai@pref.okayama.lg.jp |