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タイトル ~デジタル*SDGs~地球にも人にも優しい 県民サービスセンターで開かれた県政へ
施策・事業名称 県民サービスセンターリニューアル事業
都道府県名 静岡県
分野 行政改革分野(住民・事業者視点)
内容 令和4年3月7日に県の行政資料の閲覧・貸出しなどのサービスを行っている静岡県庁県民サービスセンターについて、デジタル技術の活用やSDGsへの配慮を行い、リニューアルオープンした。リニューアルの目的やコンセプトは以下のとおり。

目的
県政情報の総合窓口として、県民の皆様や職員に活用される場とするため。

コンセプト
1 県産木材を使用し、SDGsを推進
2 オフィスエリアを設置し、「新しい働き方」を実践できる場に
3 情報発信エリアを設置し、県政情報を発信
4 県民の方に安心いただける面談ブースを設置
5 デジタル技術の活用により、県民サービスを向上

デジタル技術の活用について
今回のリニューアルでは、以下のようなデジタル技術を活用し、サービス向上を図った。
1 デジタルサイネージを配備し、庁内の地図や会議情報等を案内。案内所機能を維持しながら接触の回避や人件費の削減などが期待できる。音声読み上げやユニバーサルデザイン、ふりがな機能を搭載し、また車椅子の方でも操作できる高さに設計しているため、どなたでも利用しやすいよう配慮されている。サイネージの内容は、利用者の声を反映し、ブラッシュアップしていく予定。
2 リモートワークに適した、「新しい働き方」に対応したオフィスエリアを設置。
各机に電源差し込み口やUSBポートがついていて、どなたでもパソコンなどを持ち込んで作業が可能。Wi-Fiも時間制限なく、無料で利用できる。
隙間時間などに庁内外の人が効率的に作業ができることが期待される。
3 ライブ配信などを行うことが可能な情報発信エリアを整備。県政情報や知事記者会見などをスピード感を持って県民に届けることが可能。撮影風景などを公開し、県民との距離感を近づけて、県政への親近感や関心を持ってもらうことも狙い。
4 リニューアル前は紙媒体で置いていた情報公開資料をデータ化し、ペーパーレス化をした。
5 自動翻訳透明ディスプレイを配置予定。話声を瞬時に解析し、透明ディスプレイ上に表示する機械。多言語に対応しており、外国人や耳の不自由な方などとリアルタイムに会話することが可能。

効果
リニューアルから現時点で1か月弱であるが、リニューアルによる効果は以下のとおり。
・表彰式や動画撮影などが行われ、今までにない利活用がされている。
・リニューアル前には来なかった方が訪れ、モバイルワークをしている姿が見られる。
・暗く入りづらい印象だったセンターが、県産木材等により明るい印象となった。
・タッチディスプレイで、行き先を検索する人も確認した。

今後の活用
今後は利用者の声を聞きながら利活用を検討していく。デジタル技術が搭載されているため、声を反映しながらアップデートしていくことが可能。
「面談ブース」
「面談ブース」
「オフィスエリア」
「オフィスエリア」
「情報発信コーナー」
「情報発信コーナー」
「タッチディスプレイ」
「タッチディスプレイ」
本件問合先 知事戦略局広聴広報課
054-221-2244
kenminnokoe@pref.shizuoka.lg.jp