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タイトル | 農業経営体等とスタートアップ企業等のマッチングや課題解決実証を 進め、オープンイノベーションにより農業の課題を解決する |
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施策・事業名称 | ぐんまAgri×NETSUGEN共創事業 |
都道府県名 | 群馬県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 令和4年4月1日~ |
施策のポイント |
本事業は、県が、農業経営体等と新たな発想を持つスタートアップ企業等の民間事業者(以下「スタートアップ企業等」という)とをマッチングさせ、双方の協業(オープンイノベーション)による課題解決実証等の取り組みを行うものである。 本事業により得られた成果は、県内で広く社会実装していく予定。 群馬県としては、こうした取り組みを通じて、持続可能な農業の確立に繋げていきたい。 |
内容 |
<背景・経緯> 将来の担い手が様々な課題を乗り越え、農業を今以上に魅力的な産業として意欲的に取り組んでいくためには、これまでの農業経営体の育成方策だけでは限界があると感じている。 そこで、今の経営の延長線とは全く異なる、新たな考え方、価値観に農業経営体が触れることで成長を促すという手法が必要と考え、新たに事業を創設することとした。 <目的・ねらい> 地域や農業者は、過疎化、鳥獣被害、遊休農地の増大、農業者の高齢化、労働力不足、販売単価の低迷などの課題を抱えている。 スタートアップ企業等は、革新的な技術力を蓄積しているが、実証する場所・機会を持っていない。 県は、農業に関するリソース(農業者情報や地域ネットワーク)を有しているが、民間企業等にとって貴重なリソースであると認識しておらず、活用していない。 そこで、県では、課題解決を図ろうとする県内の農業経営体と、斬新なアイデアを事業化するための実証試験のフィールド等を求めるスタートアップ企業をマッチングさせ双方の課題解決と育成に取り組むこととした。 <事業の概要> (1)マッチング事業 ・スタートアップ企業等と連携し、地域や経営の課題等を解決したい農業経営体等をリスト化する。 ・自社製品等の実証フィールドとなる地域や農業経営体等との連携を求めているスタートアップ企業等をリスト化する。 ・県が両者のマッチングを図るため、セミナーやピッチイベント等を開催、意見交換や農場視察等を実施する。 (2)課題解決実証(プロポーザル公募型:委託費上限3,500千円/件) ・農業課題に対する解決提案を公募し、実証・検証を行う。 ・実証事業は、業務委託により実施する。委託先は、技術・シーズを持つスタートアップ企業等と実証フィールドを保有する農業経営体等から成る共同事業体(コンソーシアム)を公募し、審査の上で決定する。 <実績・効果> (1)実績 ・JAグループでスタートアップ企業を支援しているAgVenture Lab(アグベンチャーラボ)と「農と食のイノベーション創出に係る連携協定」を締結した(令和4年2月2日付け)。 全国の都道府県の中で、AgVenture Labと連携協定を結んだのは、群馬県が初。 ・同協定締結により、双方が持つ農業経営体とスタートアップ企業の情報を共有できるようになった。また、情報収集、広報PR、各種ピッチイベント等などで 連携を行うことで、効率的なマッチングにつながっている。 ・農業経営体スタートアップ企業とのマッチング件数(15件) ・現地課題実証は、令和5年度以降 (2)効果 ・地域・農業経営体は課題を解決し、企業的経営体に発展 ・スタートアップ企業等は、革新的な技術による商品の開発及び商品化により、大企業に発展 ・群馬県は、実証フィールド(場所・機会)を有する共創の場となり、農業の最新技術等が集積される。 <今後の取組> ・既存の補助事業の活用を含めて、得られた成果を迅速に社会実装させるための仕組みづくりを検討していく必要がある。 |
本件問合先 | 農政部農業構造政策課 |
027-226-3024 | |
noukouka@pref.gunma.lg.jp |