先進政策バンク詳細ページ
タイトル | 日本最先端クラスのデジタル県を目指す群馬県が一丸となって取り組むデジタル人材育成事業「デジチャレ」 |
---|---|
施策・事業名称 | 群馬デジタルイノベーションチャレンジ(略称:デジチャレ) |
都道府県名 | 群馬県 |
分野 |
健康福祉 商工・労働 教育・文化 その他 |
事業実施期間 | 令和5年4月1日~令和6年3月31日 |
施策のポイント |
DXの発想やデジタルスキルを活用して地域課題の解決等に取り組む人材(デジタル人材)を育成する。 以下のとおり、県内IT企業のエンジニア等を講師として派遣して子ども達のコーチングやティーチングを行う。 (1)高校等のデジタル関連部活動の支援 (2)地域の学童クラブでの地域ICTクラブの開催 |
内容 |
<背景・経緯> ○デジタル人材に対するニーズ ・日本のIT人材需給ギャップは2030年に45万人となる。 ・群馬県内のIT関連企業からもデジタル人材へのニーズがある。 ○デジタル関連部活動への支援の必要性 ・デジタル関連部活動に参加する生徒は、デジタル人材になり得る可能性が高い集団と想定。 (=経産省:全国IT部活活性化プロジェクト) ・部活動の顧問教諭は、得意分野でなければ指導力向上のための知識等の習得が負担となっている。 ○子ども達がデジタル技術等を学ぶ機会を広く提供する必要性 ・年齢が若い程インターネット利用率(PC、スマホ、タブレット等)が高い一方、所得が低い家庭での利用率は低下。 ・デジタル技術に関する理解は、これからの時代を生き抜くために重要となるスキルである一方、家庭環境等により学ぶ機会が制限されており、不平等が生じている。 <目的・ねらい> (1)DXの発想やデジタルスキルを活用して、地域課題の解決に取り組む人材(デジタル人材)を育成する。 (2)それぞれの子どもを取り巻く環境に関わらず、デジタルスキルを学ぶ機会の平等を図る。 <事業の概要> (1)高校等のデジタル関連部活動の支援(外部指導者の派遣) モデル校として選定する6校のデジタル関連部活動(※)に対して、希望やニーズ等を把握した上で、県内IT関連企業のエンジニア等を講師として1校当たり月1~2回程度派遣する。 (2)県内市町村での地域ICTクラブの実施(講座等の開催) 県内の会場(計4か所)に講師を派遣して子ども達にデジタル技術等の学びの場を提供する。また、前述の取組みを収録した講座動画を作成し、群馬県子どもの生活・学習支援会場(計11か所)に講座動画を提供することで、学習支援会場においても学びの場が提供できるように支援する。 (3)高校生の県内IT関連企業へのインターンシップの実施 前記(1)の取組を踏まえ、対象となる高校生のデジタルスキル習得と職業イメージを結びつけるため、企業へのインターンシップを実施する。 (4)発表会の開催 本事業で指導を受けた子ども達が取組成果をプレゼンする発表会を年度末に開催する。 <実績・効果> ・デジタル人材となり得るポテンシャルを持つ子ども達のスキルアップ ・子ども達が平等にデジタルスキルを学ぶ機会を提供する ・未来のデジタル人材に向けた県内IT関連企業のPR ・パソコン関連部活動顧問教諭の負担軽減 <今後の取組> ・本事業の地域での自走を促す ・子ども達のアイデアを地域課題解決に繋げる |
本件問合先 | 知事戦略部デジタルトランスフォーメーション戦略課 |
027-897-2990 | |
dejitora@pref.gunma.lg.jp |