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タイトル 「やまがた幸せデジタルマガジン」で、“普段の仕事をちょっと だけ幸せに!!”
施策・事業名称 職員自作による「やまがた幸せデジタルマガジン」で、既存の デジタルツールの活用による業務効率化の方法等をわかりやすく 紹介することで、人材育成やデジタルリテラシー向上を図る。
都道府県名 山形県
分野 行財政改革
事業実施期間 令和3年7月14日~
施策のポイント ○現場での気づきや課題を素材にした職員自作のデジタルマガジンの企画・発行
○既存のデジタルツールを活用して職員の業務を効率化
○新型コロナを契機としたオンライン会議や在宅勤務など新たなニーズに対応
○デジタルマガジンをきっかけとした多数の個別相談で現場の課題を解決
○市町村にも展開することで、県内各自治体のデジタルリテラシー向上にも寄与
内容 1.「やまがた幸せデジタルマガジン」とは
○「やまがた幸せデジタルマガジン」は、「難しくないデジタルツールで、普段の仕事をちょっとだけ幸せに」をテーマとして、今更聞けないけど教えてほしいノウハウを漫画形式で紹介しています。


○「やまがた幸せデジタルマガジン」は、以下の3つを狙いとして作成しています。

(1) 気軽にデジタル活用を知ることができる場所・機会を作る
ツールやルールの要領や手順は、量が多いと読み込むのが大変です。また、手順書の場所自体が分かりにくい場合もありました。これにより、手順書はあるのに、それを読まずに電話で問い合わせてしまうことが多く、担当課職員の個別対応に時間がかかっていました。
そこでマガジンでは、ポイントを絞り、短時間で読める漫画で皆さんの目を引き、詳細が知りたい場合は、マガジンから手順書等にアクセスしてもらう仕組みとすることで、マガジンをきっかけに、職員のリテラシー向上に必要な情報へのアクセス性向上を企図しました。


(2) 現場でデジタルを活用している人を掘り起こす
行政現場には、「デジタルを活用して効率的に作業している人がいるはず!」です。こうした人たちのノウハウを引き出し、周りに伝えてもらうことで、職員全体のスキル向上を図ることができないかと考えました。
そこで、マガジンでは「読者投稿」ができる仕組みを設け、企画の発案者自身にマガジンの登場人物として出演・協力いただくなど、職員参加型による紙面とすることで、内容の充実化に加え、マガジンを通した職員同士のコミュニケーション向上・促進を企図しました。


(3) 気軽に相談できる場所を作る
デジタル担当課のミッションは、現場や各分野でのデジタル化を支援・推進することですが、突然「困っていることありませんか?」といきなり聞きに行っても、相談ネタは出てきません。
そこで、マガジンでは、様々な分野の内容を幅広く紹介するとともに、気軽に相談できるよう担当者の連絡先を記載することで、「そういえばあれは…」という思い付きを促し、マガジンをきっかけに、デジタル知識・技術を気軽に相談できる“場”を提供することを企図しました。


2.「やまがた幸せデジタルマガジン」の特長
○マガジンの概要
◆発行頻度
令和3年7月発刊から令和4年2月まで毎週発行(計32号+号外2号)

◆ページ
原則毎号2ページで構成
(ポイントを絞り、短時間で読める漫画+解説で構成)

◆掲載場所
山形県イントラ情報システム内で職員向けに公開

◆予算
0円(県職員による自作)


○マガジン発行の歩み
・マガジンの素材収集のため、デジタル担当課内でよくある問い合わせや知ってもらいたいノウハウ等を収集し、創刊号を作成
・第2号以降は読者からの相談やネタの提供も随時取り上げながら毎週発行
・市町村担当者からの提供希望を受け、県庁内のみならず県内市町村にも共有(市町村では各分野の担当者に有用な情報を横展開)
・令和4年度も「やまがた幸せデジタルマガジンNEXT」を発行予定(令和4年5月から)

○マガジンの掲載内容(これまでに発行したテーマ実績)
ア.職務遂行に必須となるセキュリティ対策の周知
・「メールのTO,CC,BCCを正しく理解しよう」(画像参照)
・「ちょっとまった!そのLANケーブル接続」

イ.職員の業務効率化に資する機能の使い方
・「デジタルに一歩踏み出すショートカットキー集」(画像参照)
・「PCが“決裁しろ”と言ってくる」

ウ.県と市町村の共通インフラの利活用に資する情報
・「意外と便利な“やまがたe申請”(電子申請システム)」
・「“やまがたe申請”で県と市町村の連携推進」(画像参照)

エ.新型コロナを契機としたオンライン会議等新たなニーズへの対応
・「自宅PCで在宅勤務」
・「Zoomであの人を上座にしたい」(画像参照)

3.「やまがた幸せデジタルマガジン」の意義
(1)既存のデジタルツールを活用して職員の業務を効率化
普段の業務で、よくある問い合わせや今更聞けないノウハウを漫画形式で端的に紹介することにより、職員の業務効率化に貢献!(マガジンを読んだ職員からも、「毎週の発行楽しみにしています」「大変参考になり早速活用しています」「第●号は衝撃でした」などの声が届いています。)

(2)デジタルマガジンをきっかけとした多数の個別相談で、現場の課題解決やデジタル活用をより身近に
職員からフィードバックされる業務の悩みや相談をマガジンのコンテンツ作成(ネタの提供・出演)に活用することで、個別課題の解決にとどまらず、新たな職員同士の関係づくりにも貢献!!

(3)マガジンの市町村との共有、県・市町村共同による紙面の企画を行うことで、市町村のデジタル化に資する“ベター(ベスト)・プラクティス”の周知・横展開
マガジンを通して、職員の理解促進にとどまらず、行政DXの実現に必要な県と市町村の関係づくりなど、県・市町村のデジタル化推進にも貢献!!!

4. 横展開に当たってのアドバイス
継続は力なり
「メールのTO,CC,BCCを正しく理解しよう」
「メールのTO,CC,BCCを正しく理解しよう」
「デジタルに一歩踏み出すショートカットキー集」
「デジタルに一歩踏み出すショートカットキー集」
「“やまがたe申請”で県と市町村の連携推進」
「“やまがたe申請”で県と市町村の連携推進」
「Zoomであの人を上座にしたい」
「Zoomであの人を上座にしたい」
本件問合先 山形県みらい企画創造部やまがた幸せデジタル推進課
023-630-2095
ydigi@pref.yamagata.jp