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タイトル | 『茨城県北ロングトレイル』を活用した滞在・体験型ツーリズムの推進 |
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施策・事業名称 | 県北ニューツーリズム推進事業 |
都道府県名 | 茨城県 |
分野 |
商工・労働 地域振興・まちづくり 人口減少対策 |
事業実施期間 | 平成31年4月1日~ |
施策のポイント |
茨城県の県北地域に点在する多様な地域資源(自然、歴史・文化遺産、食、アクティビティ、温泉等)をハイキングコース等でつなぎ、全長約320kmのロングトレイルコースとして発信する。 これまで観光資源としては活用されてこなかったコース沿いの多様な地域資源を発掘・再発見し、コースガイドとともに紹介していく仕組みを構築するとともに、低山中心でかつ観光地等を通るコース設定などにより、ロングトレイルに来た登山初心者や山旅を楽しむアウトドア愛好家等を県北地域の観光地等へ呼び込む仕掛けをつくることで、宿泊客、リピーターの確保が期待される新たな滞在・体験型のツーリズムを創出する。 |
内容 |
1 茨城県北地域の概要 県北地域は、日本三名瀑の袋田の滝や五浦海岸などの景勝地、日本の原風景である里山等の豊かな自然環境を有し、温泉や食、歴史や文化などの観光資源に恵まれた魅力ある地域である。 しかしながら、特定の観光地への一極集中による日帰り観光客が全旅行者の半数以上を占めるなど、点在している観光資源を面で捉えた周遊観光の促進が図られていないのが現状である。 また、本地域は県内の他の地域よりも高齢化の進行が著しく、将来人口についても大幅な減少が見込まれるなど、大変厳しい状況にあることから、交流人口や定住人口の拡大などの活性化が必要となっている。 2 ねらい 地域に点在する自然、温泉、歴史・文化遺産、食などの多様な地域資源をロングトレイルコースでつなぎ、新たな滞在・体験型の 観光資源として活用することにより、宿泊を伴う周遊型・長期滞在型の観光へと誘導し、地域での観光消費の増加を図る。 3 事業概要 (1)県北ニューツーリズム推進事業検討会の開催 ・年2回程度開催 ・メンバー:県北地域自治体、県関係課、林野庁、山岳連盟 等 (2)コースの整備等 ・コース底地の権利関係調整 ・コースの下草刈、案内道標製作・設置 ・ボランティアによるコース整備活用人材の育成 (3)県内外向け情報発信等 ・体験イベントの実施 ・コースマップ・ガイドマップの作成 ・オリジナルアイテムの企画・開発の支援 ・WEB管理及び拡充 ・コースの付加価値向上(地域資源マップの作製、アウトドア情報誌への記事掲載など) (4)ヘルスツーリズムの推進 ・ワーキンググループの開催 ・モニターツアーの実施 ・プログラム商品の販売、パンフレットの作成 |
関連 ホームページ |
kenpokult.com |
本件問合先 | 政策企画部県北振興局 |
029-301-2715 | |
kenpokusinkou2@pref.ibaraki.lg.jp |