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タイトル 共に学ぶ教育(みやぎの特別支援教育)
施策・事業名称 学習システム整備モデル事業
都道府県名 宮城県
分野 教育・文化
内容 《事業の目的》
1 宮城県障害児教育将来構想に掲げた共に学ぶ教育の理念の実現を図るため,新しい学習システムづくりをモデル的に実施し,システムの構築を図る。
2 モデル事業の実施を行っていく中で,共に学ぶ教育を実施する小・中学校と特別支援学校など地域の関係機関が連携して障害児を支援するシステムの構築を目指す。
3 モデル事業の成果を県内に広報するとともに,国に対し制度改正を求めていく。

《事業の内容》
・モデル事業の期間は原則として3年間(平成17年度から)
・障害のある児童生徒が在籍する通常の学級に必要に応じて教員(または介助員等)配置
・学習支援室には.必要に応じて,特別支援教育に関する専門的な知識,経験を有する教員を配置
・特別支援学校からの支援
・保健・医療・福祉等の関係機関との連携体制の構築

平成19年度の実施状況
モデル事業実施校:19校 対象児童生徒:24人 配置教員:23人
☆☆学習システム整備モデル事業実施校 実践公開☆☆
 平成19年9月26日(水)13時20分から 宮城県加美郡色麻町立清水小学校

《学習システム整備モデル事業のイメージ》
〜事業の対象となる子どもS君のある日の学校生活〜
 ぼくは,毎朝,4年1組の教室に友達と登校し,朝の会が始まるまで,友達と一緒に校庭や教室で遊びます。
ぼくの学級には,二人の担任の先生がいます。A先生とB先生です。            みんなで朝のあいさつをして勉強が始まります。朝の会では,A先生は,昨日の出来事や今日の予定,学校生活で注意することなどを話してくれます。その時,B先生は,ぼくのそばに付いて,A先生が話してくれたことを分かりやすく説明してくれます。
 今日の国語の勉強は,学習支援室で15分間,B先生とカルタ取りをしながら,音読や発音の勉強をします。4年1組の教室では,漢字の書き取りと語句の意味調べをしているので,ぼくも教室に戻って,漢字の書き取りの勉強をします。B先生は,ぼくだけでなく他の友達の勉強も教えています。算数の時間も,学習支援室で勉強したり,教室で勉強したりしています。ぼくの得意な体育や音楽,社会や理科,総合的な学習の時間,図画工作は,学級の友達と一緒に勉強しています。友達と一緒に食べる給食の時間も楽しみです。  A先生とB先生は,ぼくが毎日楽しく学校生活が過ごせるよういつも話し合っているそうです。学校全体で先生方や友達が,ぼくのことをよく知ってくれていて,ぼくががんばっていることをみんなで応援してくれています。
 ときどき,近くにある養護学校から先生が来て,A先生やB先生と話をして,ぼくがもっと楽しく,安心して学習や生活ができるようにするためのアドバイスをしてくれています。

 モデル校4年1組:学級担任のA先生とB先生が指導しています。
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